いろいろなお仕事を経験されつつ、
絵を描いていらっしゃる
松倉香子さん。
企画展「
bittersweet」
大きな額、小さな額、
アンティークのデコラティブな
額の中で、松倉さんの絵は、
とても品があります。
明るい色彩の絵にも、
暗い色彩の絵にも、
甘い毒が見え隠れしています。
無邪気なばかりではない
こども、きれいなばかりではない
花々に、生きてゆくものの
魅力が溢れています。
ひらいたかこさんの作品、まずは
色彩に惹きこまれて、絵に近づくと、
かわいいアリスや動物たちが、
それはそれは可愛いのです。
家具や時計も、みな生きている
というかんじで、なにか仕掛けを
しようと企んでいるよう。
ジークレー版画について、ひらいさんに
説明をしていただきました。
高度な技術の版画で、100年は
美しく保たれるそう。
「鏡の国のアリス」も
「不思議の国のアリス」も
もういちどしっかり、
読んでみたくなりました。
絵をみているうちに、いまお話を
読んだら、とても深くあじわえる
ような気がしてきたのです。
深瀬優子さんのアリスは、
特徴のある瞳をして、絵の中から
こちらを眺めています。
人物が一瞬、動きを止めたような
緊張感があります。
その絵の前で、深瀬さんに
伺ったこと。
建石修志さんのクラスで、
人物デッサンをはじめて
学ばれたそうです。それまでは
OLをしていらしたそう。
カラスを描いた一枚もありました。
繊細な模様が彫られている額に
入ってます。絵と額の相性も、
ぴったりです。
素敵な珍しい額は、見つけた時に
買ってストックしておくそうです。
22年ぶり「
ギャラリーハウスMAYA」での
小林由里さんの個展。
子育てを終えて、絵に専念
できるようになった小林さん。
レトロ・モダンをテーマに、
女の子、動物、建物とすべて
レトロな雰囲気。
こどもたちがとても懐かしい遊びを
しています。かごめかごめ、
はないちもんめ、けんけんぱなど。
ゴム飛びや、だるまさんがころんだも
あってもよかったなぁと、小林さん。
水彩の絵は、懐かしい昔の日々を
おもうのに、優しい風を運んでくる
ようです。
DMの素敵なお写真、どこの国かしらと
伺うと、「六本木ですよ」と
田中靖夫さん。田中さんご自身が
おしゃれで、街を素敵にみせています。
NAPKIN SCHETCHBOOK展
お手製のスケッチブックかと
思っていたら、外国には紙ナプキンで
できたスケッチブック、売っている
そうです。
額に入った絵も、すべてナプキンに
描かれています。ほんとう…
某コーヒーチェーン店の紙ナプキンも
発見。
何年もかけて、何十冊もスケッチされた
田中さんの作品、ひとつひとつの絵が、
日常の風景でとても親しみやすいのです。
身近なところに飾りたくなる絵が
いっぱいです。
やなせたかし先生が、
いらっしゃらなくなり、
投稿の数はどうかしら…と
心配していました。
いままでと同じくらいの
投稿数があり、審査員の
宇野亜喜良さん、
山口はるみさんも、
それはよかったねぇと。
この絵は、最後まで残して
おきましょう。センスありますよね。
詩がついたら、すごくいいんじゃ
ないかな。
宇野さん、山口さん、お二人の
先生方は、一枚一枚の絵に、
語りかけながら審査をされます。
投稿はA3サイズのカラーコピーで、
随時受付中です。どうぞよろしく
おねがいいたします。