平田俊子さんとPippoさんの詩の朗読とトークに
日暮里の古書「信天翁」さんに行ってきました。
"夕やけだんだん"を下りる直前のビルの2階です。
おふたりがだいすきという高村光太郎さん。
ベスト3を選んで読んでくださったのですが、
それぞれすきな作品が重ならないところにも
興味がありました。
平田さんは「光太郎のこんなところがいやだ」と
いうことをはっきり述べられつつ、でも光太郎の
詩には惹かれると。
智恵子の死の直前にレモンを病院に届けたのは、
どこかおかしくないか?智恵子は故郷のおいしい
お米のおにぎりを、食べたかったのではないか?
と楽しいお話が続きました。
平田さんご自身の「れもん」という詩もとても
よかったです。
わたしが初めて、光太郎の詩に出会ったのは、
いつか憶えていませんが、中学生の時、教科書に
載っていた「レモン哀歌」を、指名された男の子が、
恥じらいを含んだ声で朗読してくれたときの様子は、
今も思い出します。
岡崎武志さんにも会場で、久しぶりにお会いしました。
髪型が変わられて、あれっ?て最初はわかりません
でしたが、声は変わりません。明大前駅のホームで
お会いしたのは、もう2年前、年月の流れは早くなる
ばかりです。
きょうお会いしたたくさんのみなさま、どうも
ありがとうございました。Pippoさんの楽しい
詩の企画、今年も盛りだくさんです。
ぜひ、みなさんも足をお運びくださいね。
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