話(「再会」)
明け方に、突然の背中の痛みで
目がさめると、これは耐えられる
痛みではありませんでした。
娘の手配で、救急車で病院に
たどりつきした。
「お久しぶりです!」と声をかけられ、
わぁびっくり。なんと当直の先生が、
主治医の先生だったのです。
こんなに運のいいことがあるかしら。
もうほとんど説明もしなくて
だいじょうぶ。
点滴や検査はふつうに進められても、
先生の"顔"や"声"の安心感は格別です。
それも弱っているときはとくに。
罹ったことのある病院に行けたことも、
しあわせでした。その病院の診察券を
持っているだけで、こんなにスムーズに
すすむということも、実感しました。
診察券ばかり増えて、いろんな病気に
ならないように、気をつけなくては
いけませんけどね。
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