「
味戸ケイコさんは、学生時代は
詩も書いていたんですよー」と
やなせたかし先生から、伺った
ことがあります。
それから、絵を描くケイコさんと
急に親しくなったような、
ねっ、やなせ先生そうでしたよねって、
話しかけたくなります。
「
詩とメルヘン」では「POEM31」
という短歌コーナーもあり、
たくさんの短歌の紹介もありました。
「
ギャラリーハウスMAYA」での
展覧会は、味戸ケイコさんの絵+
わたしの短歌「POEM31」。
「
五月のスカート」に
ぜひお出かけください。
やなせたかし先生にかわって、
表紙の絵は、
宇野亜喜良さんに
描いていただきました。
「偶作」
ジャン・コクトオ(堀口大學 訳)
お前の名前を彫るがよい
やがて天までとどくほど
大きくなる木の幹に。
立木の方が大理石よりも得なのだ。
某所に彫りつけた名前も大きくなる。
宇野さんが、だいすきという
この詩を選んで、できあがった
一枚の絵。
表紙に寄せての文章も、
最後のページに。
ぜひ、「
詩とファンタジー」の
掲載詩や物語を、
イラストレーションと
共にをお楽しみください。