ニューヨークのアパートで、お隣に住んでいた
おともだちに誘われて、池田理代子さんの
歌とお話をきいてきました。
1995年、47歳で音楽大学の声楽科にご入学、
そして、世界の舞台で歌い続ける、その
バイタリティのすばらしさ。
プッチーニの「ジャンニ・スキッキ」、「トスカ」、
モーツァルトの「フィガロの結婚」その他
日本の歌曲をまず歌ってくださいました。
風邪をひかれて、お話される声は辛そうですが、
お歌の声は何の不安も感じさせず、透き通った
美しさでした。
漫画を描いているときは、風邪をひいても
何とかなりましたが、お歌はそうもいかず、
風邪をひいてしまったら、本当に大変なんですと。
前の晩も、明日は声が出るかしらと心配で、
眠れなかったそうです。
そのあとでお話になりました。
・自分の才能のある、なしを認識できる力が
あること。
・何か始めるのに、遅すぎることは確かに
あるのだから、いますぐに、やりたいと
思うことはやってみること。
今日を、明日を素敵に生きるために、大切な
ことです。何をやったらいいか判ったら、
直ぐに始めないとね、やらないで先に延ばせる
ことは、本当にやりたいことではないのかもね、と
おともだちと話しながら、吉祥寺を歩いてきました。
こどもの手が離れて、おともだちとこんなふうに
お出かけできる日が来たのも、振り返ると
あっというまの年月です。身の引き締まるお話を
聞いたばかりで、とても前向きな気持ちになってます。
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