渋谷の
Bunkamuraギャラリーでの、
上田風子さんの個展、
初日でした。
大作が並んでます。"大輪の菊"が一輪どーんと描かれて
いたり、重なり合うように描かれていたり。風子さんの
小学校では、四年生の時に"菊"を育てることが課題だった
そうです。一年生の"朝顔"のように…"菊"。
そのときに、一生懸命育てた気持ちが心に残っていて、
"菊"には特別なおもいが宿っているそうです。
ギャラリーの真ん中には、八枚の襖で茶室がつくられて
います。外側は浅い海のイメージ、内側は深い海のイメージ。
靴を脱いで、入ってみることもできます。たったひとりで
深海へ…。
ギャラリー奥には、初期の作品「学校シリーズ」の連作が。
少女と不条理さ、それも学校の中で感じる特別な感覚、
とてもよくわかるんです、心を破いてみると広がりそうな
心象風景。
風子さんは、学生時代の特別授業で、
宇野亜喜良さんに
出会われたそうです。今回、
おふたりのトークショーも
あります。11日の3時から。ぜひおでかけください。
画集発売記念です。
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