東京の本郷の「立原道造記念館」が残念な
ことに閉館しました。そして今年、
「信濃デッサン館」の中に
「立原道造記念展示室」が誕生するそうです。
"夭折画家"の作品を大切に集めて展示して
いらっしゃる窪島誠一郎さんが、立原道造も
仲間に加えてくださることになったのです。
窪島さんのおことばをこちらでご紹介します。
『「夢はいつもかへって行った 山の麓の
さびしい村に」、「美しい思ひ出だった
みんな清らかなことばかりだった」、
「五月の風をゼリーにして持ってきてください」
元祖草食系といってもいい夭折詩人
道造の仄暗いパステル画、詩稿、書簡が、
元祖肉食系村山槐多の作品と交わるシンフォニー、
想像するだけで心がおどるよ。』
いまはまだ雪の中の「信濃デッサン館」
でしょうか。春の声がきこえてきたら、
みなさんも道造に会いに行ってね。
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