その出産にわたしも立ち会ったのです。
ひたすら針を刺しては土台をつくる…
その部分の、単純作業だけに携わったのですが。
師匠は娘ですから「これでどうでしょうか」と
オッケーをもらうまでがんばりました。
からだの表情をつくったり、たいせつな瞳を
顔に埋め込んだり、そういう難しいところは、
娘まかせです。
やってみると楽しくなってきて、なんと
わたしが手芸屋さんに羊毛フェルトを
探しに出かけました。ショッキングピンクや
オレンジ、コバルトブルーなど、いったいこれで
何をつくるんでしょうという色を買ってきました。
「なかなかいいじゃない」と励まされ、
「もう少し丁寧にね」と注意を受けながら、
出来上がりました。
このパンダは、パンダ好きの裕ちゃんのお家に、
旅立って行きました。小さな小さな箱は、もう
千葉に着いた頃かもしれません。
0 件のコメント:
コメントを投稿