手作りの小冊子がすきです。お友だちに
いただいた「うたつかい」。5月号は
104名の方々の短歌が読めます。
この歌いいなぁ、このひといいなぁ、に
出会うのがたのしみ。寝ころびながら
読むにも、冊子はだいすき。
漆黒のブラックホールの夜だから君と消えてもただの現象
東徹也
数年来の冷気のこもる谷底で自殺を図る木霊が僕だ
酒井景二朗
「星くず朗読会」のゲストで朗読して
いただいた東さん、酒井さんの短歌も。
たいせつなことをぼかして黒板は正しいことを書きなぐる場所
田中ましろ
先日お会いした田中さんの短歌も。
そしてわたしのお気に入り。
かなしみは僕らがすべて引き受ける桜の花は上に散らない
木下龍也
テーマ詠もあり、相聞歌もあり、わたしは
紙をめくって読むとほっとします。
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