「詩とファンタジー」のイラストレーション
選考会を終えて、傘をさして向かったのは、
灘本唯人さんの展覧会。「GALLERY HOUSE MAYA」へ。
「ようこそいらっしゃいました」という
灘本さんの丁寧で穏やかな話し方に迎えられて、
ほっとします。
時代小説の挿絵、男と女の絡みや、そのふたりの
距離感、灘本流の色っぽさにぐっときて、
ふふっと笑みがこぼれます。
奥のギャラリーでは、灘本さんの蔵書が並べられて、
こちらはすべてオークションになっています。
最後の日にいちばん高値をつけた方が、その本を
手に入れられるのです。デザイン性の高い、
いまとなっては希少価値ある本がずらりと。
「もうこの年では、持っていてもしょうがない」と
おっしゃる灘本さんは、昭和元年のお生まれです。
途中、「香咲」という落ち着く喫茶店に寄りました。
ホットケーキが名物のようですが、きょうは
丸ごとの焼きりんごを。珈琲の器も素敵で、とても
美味しかったです。また、行ってみたい…とおもう
大切にしたい喫茶店でした。
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