久しぶりの春の日本、桜を楽しみにもうすぐ
遊びに来る予定だったエミちゃん。わたしも
再会を楽しみにしていましたが、もちろん
またの機会になりました。
スイスから、インターネットでレストラン、
桜の時期に予約までしてくれて、
それはそれはどうもありがとう。
横浜の高校に留学していた、エミちゃんの
娘さんも、今回の地震は怖かったことと
思いますが、おともだちのホストファミリーと
連絡がついて、その夜のうちに帰宅できたそうです。
国からの勧めもあり先日、留学を切り上げて
スイスに帰国しました。
エミちゃんのおかあさまは、岩手県の久慈市に
おひとり暮らし。避難生活をされていることは、
確認できていましたが、心配です。先日、初めて
電話がつながりました。お声に安心しました。
ご自宅で、配給される食べ物を待っての生活です。
「戦後の貧しい時代を経験しているから、
平気なのよ。真っ暗なのも、ひとりなのも、
心配されるけど本当に大丈夫。病人を抱えている
わけでもなく、ひとりでよかった。」
「不便なところでしょ、ある程度の買い置きも
していたしね。海岸の風景が、かわってしまったから、
これは見ないほうがいいわ。いまここに、
やなせたかしさんの合唱曲集があるの。やなせさんの
詩は、元気がでるわねぇ」と。
涙ぐんだりしちゃったわたしのほうが、励まして
いただきました
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