サンリオの「詩とメルヘン」の名編集者だった
西村俊昭さん。2月の釧路で、お亡くなりに
なりました。還暦を前に。
『しばしのお別れです。きっとまた、どこかで
お会いしましょう』「詩とメルヘン」が休刊に
なるときの、西村さんのことばを思い出しました。
いなくなっちゃって、つまんないよーっと、
ぶつぶつ云ってしまいます。西村さんとは、
ぶつぶつ…の会話をたくさん交わしました。
「僕は詩や絵が、特別すきなわけじゃないんだよ、
仕事だから、やってるんだよ」なんて云いながら、
「詩とメルヘン」をとても大切にしていたことも、
わかっていました。そして、そこに集う詩を書く人、
絵を描く人をとても大切にしていました。
西村さんからのメールは、どこかに提出する
レポートのように長く、読み応えがありました。
そのメールにお返事できなくて、わたしからは
お電話っていうのがほとんどでした。ぶつぶつ…と
近況報告をしながら、声を聴いて安心したり。
きょうは、西村さんをよく知っている方と、
「まったくこんなに早く死んじゃうんだからー」と
文句を云い合いました。西村さん、皮肉っぽいことを
一方的に云って、わたしたち云われっぱなし、
「ずるいよー」って。
「詩とメルヘン」のバックナンバーを引っ張り出して、
編集後記の"N"西村さんの想いを、もういちど
読んでいます。
淳子さん、こんばんは。
返信削除風祭智秋です。
西村さんのお話、とても驚きました。
まだお若いのに本当に残念です。
以前、本名で『詩とメルヘン』に投稿している頃ですから、ずいぶん昔のことになりますが、一度だけ、電話でお話ししたことがあり、とても優しく応対してくださったことを思い出しました。
確かに、私のようなちっぽけな詩人にも優しくしてくださる方でした。
慎んでご冥福をお祈りしたいと思います。
ほんとうに優しい西村さんでした。
削除長いおつきあいで、いつかまた・・・なんて
思っているうちに、会えなくなってしまいました。