2012年2月9日

話(「西村俊昭さん」)

サンリオの「詩とメルヘン」の名編集者だった
西村俊昭さん。2月の釧路で、お亡くなりに
なりました。還暦を前に。

『しばしのお別れです。きっとまた、どこかで
お会いしましょう』「詩とメルヘン」が休刊に
なるときの、西村さんのことばを思い出しました。

いなくなっちゃって、つまんないよーっと、
ぶつぶつ云ってしまいます。西村さんとは、
ぶつぶつ…の会話をたくさん交わしました。

「僕は詩や絵が、特別すきなわけじゃないんだよ、
仕事だから、やってるんだよ」なんて云いながら、
「詩とメルヘン」をとても大切にしていたことも、
わかっていました。そして、そこに集う詩を書く人、
絵を描く人をとても大切にしていました。

西村さんからのメールは、どこかに提出する
レポートのように長く、読み応えがありました。
そのメールにお返事できなくて、わたしからは
お電話っていうのがほとんどでした。ぶつぶつ…と
近況報告をしながら、声を聴いて安心したり。

きょうは、西村さんをよく知っている方と、
「まったくこんなに早く死んじゃうんだからー」と
文句を云い合いました。西村さん、皮肉っぽいことを
一方的に云って、わたしたち云われっぱなし、
「ずるいよー」って。

「詩とメルヘン」のバックナンバーを引っ張り出して、
編集後記の"N"西村さんの想いを、もういちど
読んでいます。

2 件のコメント:

  1. 淳子さん、こんばんは。
    風祭智秋です。

    西村さんのお話、とても驚きました。
    まだお若いのに本当に残念です。

    以前、本名で『詩とメルヘン』に投稿している頃ですから、ずいぶん昔のことになりますが、一度だけ、電話でお話ししたことがあり、とても優しく応対してくださったことを思い出しました。

    確かに、私のようなちっぽけな詩人にも優しくしてくださる方でした。

    慎んでご冥福をお祈りしたいと思います。

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    1. 平岡淳子20:09

      ほんとうに優しい西村さんでした。
      長いおつきあいで、いつかまた・・・なんて
      思っているうちに、会えなくなってしまいました。

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