2月18日のやなせたかし先生の
お誕生日パーティーで、いらっしゃるはずの
イラストレーターの伊藤正道さんが
みえないので「あら、どうしたのかしら」と
とても心配していました。
「行きます」とおっしゃったら、絶対に
いらしてくださる方なのです。
前日に、急逝されていらしたと知って、
本当に驚きました。
鎌倉の海のそばのアトリエで、初めて
お話しした日のこと、桜の美しい季節の
お茶会で、伊藤さんが足をしびれさせて、
笑いが止まらなくなった日のこと、
きのうのようです。
雑誌「かまくら春秋」では、
「ジオじいさんの日々湘南」を連載、
鎌倉の歴史をイラストレーションで
描かれていました。3月号が最終回。
「ご覧いただきありがとうございました
マサミチ」のことばが、偶然ですが、
ほんとうに最後のご挨拶になってしまいました。
お話の途中で席を立たれ、なぜか戻ってこない
伊藤さんを探しに行きたい気持ちです。
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