2012年7月31日

丸山茂雄さん


学習院女子大学での、丸山茂雄さんの講演会
「新しい事はだれも『いいね』と言って
くれない 1970代以降のJ-POPの現場から」

学習院女子大学出身の幼なじみと一緒に
行ってきました。校舎が新しくなり、
ほとんど面影ないけど、それでも
なつかしいなぁと彼女。

わたしは、女子大の奥に続く中学・高校に
娘が通っていたので、この道は先生に
呼び出されて、とぼとぼうつむきながら
歩く道、というのが思い出。

ソニー・ミュージックエンタテインメント」の
社長をされていた丸山さんのお話は、
ザ・ピーナッツから、AKB、少女時代まで。
ながーい、音楽の歴史を、楽しくまとめて
くださいました。

AKBのセンターを投票で決めるお話から、
キャンディーズのお話へ。当時の丸山さんは、
キャンディーズの宣伝部長だったそうです。
センターをスーちゃんから、ランちゃんに
かえた時のエピソードなど、大きな声での、
内緒話のようなことをたくさん教えて
くださいました。

先日の宇野亜喜良さんも、きょうの丸山さんも、
あたらしいことを、とても面白がって
取り入れて、かわってゆくことを、
心から楽しんでいる、ということが
伝わってきました。

2012年7月30日

話(「高校野球」)


大きな声で叫んで、元気だしたほうが
いいよ、とお友だち誘われて、神宮球場に。
日大鶴ヶ丘高校と都立日野高校の対戦。

日大鶴ヶ丘高校の地元、明大前に住む
わたしは、もちろん日鶴の応援。
…のはずだったのですが、都立高校出身の
わたしには、どうやら都立の血が流れて
いるようで、心では日野を応援して
しまうのです。

シードの日鶴です、どうなることやら、
はらはら。平日の朝の試合、こんなに
スタンドが埋まっているとは
思いませんでした。おじいちゃん世代の
方もいれば、サラリーマン風情の方も。

神宮球場なんて、何年ぶりのことやら。
野球のルールだって、詳しくないくせに、
球場に着いてみれば、応援合戦に
胸を熱くしたり、勝負の世界に
魅了されてしまいます。

日野、勝ちました。お隣のおじさんが、
日野のチームの勢いのことをとても
ほめていました。でも、全体としては
まだ弱い…とか、左バッターが…とか、
ずーっと解説をしてくれて、試合を
みながら、なるほどなるほどと。

それはそれは蒸し暑い一日でしたが、
早起きして応援に行って、気持ち良い
一日になりました。


2012年7月27日

話(「子離れ」)


わたしは、平気よっておもってたのですが、
案外そうでもなかったみたい。
子離れしてくれー、と娘に懇願されています。

このあいだ、いてもたっても、ひとりでは
いられなくなって「きょう、空いてる?」と
おともだちに連絡。「8時まで仕事だけど、
そのあとなら…」と。

住んでいる方角がまったくちがいます。
そんな遅い時間に待ち合わせられる
相手では、ありません。「いいよ、
きょうは実家に泊まるから」と。
「やったー、うれしい!」

新宿にも、渋谷にも、都心に出かけてゆく
元気がありません。「吉祥寺で
いいかなぁ…」とおそるおそる…。
「9時に吉祥寺に行くよ」
「どうもありがとう」頭を下げながら、
井の頭線で向かいました。

9時からの遅いディナーは、イタリアン。
お店までみつけていてくれて、感謝感謝。
「思ったより元気そうでよかったよ」と。

こんど恩返ししますね、ぜったいに。
突然の呼び出しにも、駆けつけます。
タフで何も起こりそうもない、
10代の頃からの友人ですが。

2012年7月26日

切明浩志さん










雑誌「イラストレーション」編集長の
切明浩志さん、こんどはムックの編集に
移られるそうです。その、さよなら記念の
トークショー、宇野亜喜良さんをゲストに、
荻窪「6次元」にて。

切明さんが編集長に就任されたときには、
青山ブックセンター」での、
「イラストレーション」リニューアル記念の、
トークショーにも伺いました。

宇野亜喜良特集号で、宇野さんとの
楽しい名画のお話でした。あれから、
もう4年も過ぎたのですね。

切明さんご自身も、絵を描かれます。
絵がすきですきで、だいすきで、もう毎日
描いているそうです。文庫サイズの
無地ノートに、ぎーっしりスケッチが。
どのページも、うわっ上手!おもしろい!
電車の中でも描くこともあるそうです。

2時からのトークショー、終わって気づいたら
9時まで居心地のよい「6次元」で
おしゃべりしていました、絵のことを尽きなく。

素敵なムック本のこと、もう頭の中ではいろいろ
考えているようです。第一号はなにかしら、
たのしみにしています。


2012年7月25日

話(「谷川夢佳さん」)


谷川夢佳さんは、谷川俊太郎さんのお孫さん。
二十歳の学生さんで、スタイリストを
されています。

中学から自由学園に通われたこと、そこで
ものをつくることに、魅了されていったこと、
これから就きたいお仕事のことなど、
アイス珈琲をいただきながら、いろんなお話を。

夢佳さんが、お洋服のスタイリングした
モデルさんの雑誌掲載写真をみながら、
これは、夏の軽井沢の山荘で…
ちょうどいい木の切り株に、ハンカチを
広げてテーブルにして…と。一枚の写真を
撮ってもらうのに、どんなふうに工夫して、
背景に気を配るかも教えていただきました。

「俊太郎さん」とおじいさまのことを
呼ばれる、夢佳さん。祖父と孫…というより、
おふたりは猫同志のようなかんじだそうてす。
なんとなくわかるような。必要なときに
寄り添うような。


2012年7月24日

話(「正かなづかひの同人誌」)


酒井景二朗さんは、正かなづかひで
短歌を詠まれています。いつも
酒井さんの短歌をご紹介するとき、
わたしのパソコン能力では変換できず、
ごめんなさいね…で、いつも本当に
ごめんなさい。

酒井さんは、正かなづかひの同人誌で、
作品を発表しています。
猫と正かなづかひの同人誌」では、
猫の短歌を五首。そのうちのひとつを
ここで…。

魂を吐き出すやうな欠伸する俺と猫との聲なき對話
(今回はなんとか変換しました!)

「正かなづかひの本」シリーズ第2弾
蟹本」では、「ささがにの記・巨蟹宮記」
という、ちょっと難しい長―い文章。
「さヽがにの」という枕詞のことについて、の
ことなど。

正かなづかいの同人誌には、写真や漫画も
あって、決してかたくるしいものでは
ありません。

酒井さんの短歌は、笹公人さんのサイトでも
よめますので、いらしてくださいね。
酒井ファンタジーセンター」です。

2012年7月23日

岡田知子さん










岡田知子さんの「GALLERY HOUSE maya」での
挿画展は、すべて向田邦子さんの作品に
寄せて。

わたしの挿画-向田邦子作品から-

夏の陽射しの暑い日に、すっきりとした
お着物姿の岡田さんが、ギャラリーに
いらっしゃいました。

向田邦子さんの作品は、小さいとき、
ドラマで見ていました。いまおもうと、
ずいぶん大人のドラマをみていたんだなぁと、
思うような。

弟もいっしょに、家族みんなで、その
ドラマを見ていました。向田さんのご本も、
家族でまわして読んでいたような。

髪型、洋服にも時代が映し出されていて、
岡田さんが水彩で、モノの豊かさではなく、
生活やひととの関わりの豊かな時代の
雰囲気を、ふわっと描かれています。

自分自身の両親が重なるわけではないのですが、
ドラマの中での父親像、母親像は、あんな
かんじだったなぁと、なつかしく感じました。

2012年7月20日

話(「新川和江さん」)


産経新聞「朝の詩」の選者を30年間
続けていらっしゃる新川和江先生。
ときどき、ふるさとの母を
おもいだすような気持ちで、
お電話でお話します。

詩とメルヘン」が休刊になったとき、
詩の投稿先がなくなってしまいました。
そのとき「朝の詩」に出会ったのです。
わたしも、娘も、はがきに詩を書いては、
朝のポストに投函。

掲載されると2000円のテレホンカード、
それがいつしか図書券にかわって
いきました。

サンリオから詩集の出版が決まったとき、
新川先生が編集をしてくださいました。
「詩集にまとめる詩を持っていらっしゃい」と
云われて、わたしと娘は、ふたりとも
いっぱい詩を書くので、スーツケースに
詰めて、待ち合わせ場所に運びました。
芦花公園のレストランでした。

いま思えば、常識として在り得ないことです。
新川先生、帰りはタクシーのトランクに
スーツケースをのせて、ご自宅に
運ばれたのです。

「夢中になって読んだけれど「朝の詩」の
一年間分の仕事量に匹敵して、
くたびれちゃったわ」と
きょうはじめて、新川先生から告白。

お電話のむこうとこちらで、大きな声で
笑ってしまいました。おもいで…と
いうことにしましょう。新川先生には、
感謝することばかりです。

2012年7月19日

山田航さん











山田航さんの「トナカイ語研究日誌」という
ブログのファンで、読み続けています。
山田さんの紹介で、はじめて知った歌人も
たくさんいます。

その山田さんのブログから一冊の本が
誕生しました。

世界中が夕焼け -穂村弘の短歌の秘密-

穂村弘さんの短歌について、山田さんと
穂村さんご自身が語っています。

札幌から上京された山田さんと、穂村さんの
出版記念トークショー。「代官山蔦屋書店」の
素敵な空間でありました。

穂村さんのお父さまは、穂村さんが生まれた頃は、
北海道の炭坑夫だったそうです。頑健な
からだで、黙々と働く炭坑夫のイメージを、
山田さんがお話ししてくれました。北海道に
住んでいると、若い山田さんでもそういう
イメージは自然に持っているようです。

そのお父さまから「男は歯をみせて笑うな」と
云われて育った話など、短歌のお話そっちのけで、
うなずいてしまいました。

山田さんの穂村さんに対する、尊敬すべき
研究の深さを、この素晴らしい本を読んで、
あじわってみてくださいね。

2012年7月18日

話(「宇野亜喜良さん」)


濱田高志さんが編集・発行されている
フリーペーパー「月刊てりとりぃ」。
ウェブ版のほうは、週刊です。
(濱田さん→「musicshelf」ウェブより)

「月刊てりとりぃ」の執筆陣は、濱田さんの
お人柄に集まられた魅力いっぱいの素敵な
かたばかり。

音楽の話、漫画の話、映画の話、
ここだけの話など、盛りだくさん。

宇野亜喜良さんのイラストレーションと
共に、娘の短歌、隔月で掲載して
いただいてます。

一年に一度、みなさんでのパーティーがあり、
今年のプレゼントはTシャツ。宇野さんの
デザインです。ピンクとグレー、わたしは
どっちにしようかな。Tシャツを着ることは、
あまりないのですが、宇野さんの
イラストレーションなら、この夏は着てみます。

濱田高志さんは、本もつくりますが、音楽の
アンソロジー編集など、活動がとっても
ひろいのです。懐のとっても深く広い方で、
ときどきぽろっと悩みも相談にものって
くださいます、お世話になってます。


2012年7月17日

話(「ポエガール」)


マツザキヨシユキさんに、ご紹介いただいた
ポエガール」。ちょっとかわいい
詩のグッズが、そろっています。

マグカップで珈琲や紅茶を飲み終えると、
カップの底には"詩"を発見。何種類か
あります。

谷川俊太郎さんの詩が、トートバッグに
書いてある限定商品もあります。

"詩"は本のなかだけでなく、どこか外へ外へと
出てゆくことにも、とても興味がありますと、
谷川さんも、お話ししていらっしゃいましたね。

「ポエガール」のかわいいミニカタログには、
「詩にあこがれよう、こころを愛でよう。」と
あります。

2012年7月16日

谷川俊太郎さん











谷川俊太郎さん×覚和歌子さん×田口犬男さんの
「物語詩の夕べ」、荻窪の「6次元]にて。
(田口さん→「in/out和合亮一さんウェブより)

なぜ今回"物語詩"なんでしょうか?という
問いかけに、小説はなんだかすごくよく
売れてるでしょう、でも詩はちっとも
売れないでしょう、だから"物語詩」を
と谷川さん。

谷川俊太郎さんの詩「たかし-a ballad-」
(「みんな やわらかい」より)の朗読は、
たかし役が谷川さん、おかあさん役が覚さん。
覚和歌子さんのお声、とっても耳に胸に
心地よくて、うっとり。

田口犬男さんは、朗読だけでなく、詩を
書いているうちにメロディも浮かんでと、
きょうは特別に歌ってくださいました。
初体験と。

2時間たっぷり、楽しかったです。
お客さんは、俳句を詠むひとひとり、
短歌もひとり、あとは詩を書いたり
読むことがすきなひとばかり。
七夕の"詩"の夜でした。

いっしょに行ったおともだちの
深雪ちゃんも、とってもよかったと…
サインもいただいてました。

ほら、こちらがそうです。

2012年7月10日

日隈みさきさん








ピンポイント絵本コンペ」最優秀賞を受賞された
日隈みさきさんの展覧会。「いちばんどりのイチ」の
絵本原画をみてきました。

いちばんどりは朝一番に鳴く鳥のこと。ニワトリ。
そのニワトリが、楽しそうに一輪車に乗っている
絵がありました。この絵がいちばんすき!と云うと、
日隈さん、この絵が真っ先に浮かんで、それから
物語をつくりはじめたと、お話してくださいました。

ニワトリ以外も、登場する動物、女の子、みんな
笑顔がとってもすてきです。ことばにも、
ユーモアがあって、たのしいです。これからも、
絵本にどんどん挑戦されるという、日隈さん。

このあと大阪の「ART HOUSE」では、
「日本の昔ばなしなどの絵」展があるそうです。

2012年7月9日

小川かなこさん









小川かなこさんの個展「花と角砂糖」。
DMのお花、ラナンキュラスがとっても素敵。
行けるといいなぁと、DMをバッグに入れて
持ち歩いてました。

かなこさんお馴染みの、無国籍風の人物、
少年少女やこどもたちも健在。こどもが
自転車に乗るときの仕草や、おともだちを
目で追うときの表情、懐かしさで
きゅーんとします。

そして、今回は大きなお花の作品がいっぱい。
お花いろいろ買って、ずいぶん枯らして
しまってと、かなこさん。通販で購入された
という、サボテンの鉢植えセットも、
かなこさんが絵にすると、独特のタッチの
おしゃれ感。これから、もっと"静物"に
挑戦したいとお話ししてました。

かなこさんのこれから、たのしみにしています。

2012年7月5日

話(「中央線」)

トークライブ「中央線文化の きのう きょう あす」を
国分寺の「カフェスロー」で、聞いてきました。

柏木博さん、穂村弘さん、西加奈子さんの
3人ですから、たのしいにちがいありませんと
思っていたら、その通り。

わたしが通勤に利用している中央線は、
新宿-御茶ノ水間ですが、中央線文化は
新宿から西のお話。

国分寺にお住いの柏木さん、西荻窪にお住いの
穂村さん、中野に住んでいらした西さん、
それぞれの中央線への愛情を語って
くださいました。

中央線はしょっちゅう遅れて、時刻表が
当てにならない、ホームに来た電車に
まず乗って、一駅でも先に進もうとか。

穂村さんは埼玉の草加にいらした頃から、
中央線に憧れて、一駅、一駅訪ねて
歩いてみたとか。生まれも育ちも中央線の
ひとより、おとなになって、あえて中央線沿線を
選んで住む方の愛着、大きいんですね。

「カフェスロー」はとてもゆったりして
素敵な空間で、スープもパンも
美味しかったです。

2012年7月4日

話(『「詩とメルヘン」のおともだち』)

10年ぶりに連絡がありました。
「星くず朗読会」のメールアドレスに。

10年前、仙台から上京してきたばかりの彼女は
早稲田大学の1年生。「詩とメルヘン」の
仲間たちで、横浜や吉祥寺で絵を見たり、
食べたり、ときどき集まっていた頃です。

彼女の本名も知らなかったのです。
"紺野いさな"さんという、ペンネームは
覚えていたけれど。いまは、5才の女の子の
ママになって、仙台で旅行誌の編集の
お仕事をされています。

スカイツリーをこどもに見せたくて…
今回東京に。東京ドームの近くのお店で、
梅酒をいただきなから、10年を
吹き飛ばすようなおしゃべり。

ドームのホテルに戻って、またつづきの
おしゃべり。5才の女の子は、もうベッドで
すやすや。東京タワーも遠くに見えて、
美しい夜景です。

「あのころ、詩を書いていたんだなぁ」と
いさなさん。なんたって、まだ29歳の
いさなさん、日々忙しくて、楽しくて、
詩など書かなくても、ふかーい人生を
送っています。

2012年7月3日

「安部磯雄の生涯」


おともだちのお祖父さまが、安部磯雄さん。
うーんと年上のおともだちですが。お会い
するたびに、家族のことを話してくれます。
「うん、うん」と聞きながらも、確かなことは
忘れてしまったり。「へぇー…」と感心しながらも、
誰かに伝えるにはうろ覚えだったり。

でも、この一冊にすべてが書いてあります。
家族よりも、僕たちのことに詳しい井口隆史さんが
書いてくださった、とおっしゃってました。

「安部磯雄の生涯」井口隆史 著

安部磯雄さんの百年前のことばから。
「善良な品格を養うには、親、子、孫の
三代の蓄積を要する」そして著者の井口さんは
このように書いています。「私は安部家の
三代目たちすべてとは接していないが、
私の知る範囲では皆、自然体の誠実さに満ち、
すぐれた知性と品性を備えていて、しかも
常識的な生き方に埋没していない」

555頁ある、読み応えのある一冊。そして、
2012年の「日本エッセイスト・クラブ賞」を
受賞、おめでとうございます!!!

2012年7月2日

話(「やなせたかし記念館NEWS」)

高知にある「アンパンマンミュージアム」と
詩とメルヘン絵本館」。そのふたつを
合わせて「やなせたかし記念館」。
そちらから届く、カラー冊子のNEWS。

「詩とメルヘン絵本館」では、
「やなせたかし・イラストレーションの世界」が
開催中です。1973年~2012年まで、
詩とメルヘン」・「詩とファンタジー」、
創刊号からのやなせたかし表紙原画や、
詩画作品が110点。漫画家・絵本作家として
お忙しいやなせたかし先生のライフワークの
雑誌です。

そして、今号の特集はイラストレーターで
詩も書かれる磯貝裕美さん。
『「詩とメルヘン」は、天井からするすると
下ろされてきたくもの糸のように見えました。
なんとかこれにしがみついていけば、
しあわせの国に行けるのではないかと…』と、
おもいでをお話しされています。

「詩とメルヘン」は、わたしにも、とても
居心地よい場所でした。いつも、やなせ先生は、
みんなにことば、声をかけてくださって、
「詩とメルヘン」は卒業なんてしなくてもいい、
自由な学校でした。

「詩とファンタジー」でも、やなせたかし
校長先生は、詩とイラストレーションに
元気をくださって、みんなの頭を、
いい子、いい子となでてくれます。
やなせ先生の、てのひらは、とーっても
大きいのです。