金沢まりこさんが装丁画・挿絵を描いた「竜の座卓」
(作・朝比奈蓉子 偕成社)が、いま本屋さんに
並んでます。
先日、新宿の大きな本屋さんでも、ここにいますと
金沢さんが、手を振っているようで、すぐにみつける
ことがでました。
金沢さんの描かれる木々や花もだいすきですが、
町の風景の絵がとてもいいのです。どこかで
見たことのある懐かしさを、再現してくれます。
おとなの小説になるとあまり見あたらない、
挿絵のある読み物は、ページをめくる指まで
優しくなるような気がします。
金沢さんとは「詩とメルヘン」で出会いました。
45歳から独学で絵を描きはじめられたお話を
お聞きして、とても勇気をいただいたことを、
よく覚えています。
いろいろなお仕事を経験されて、さまざまな感性が
絵に生かされているのですね。
縁側、風鈴、御守り、かき氷、碁盤、お洗濯物まで
ひとつひとつ気持ちの込められた挿絵に
なっています。
ふたりの兄弟の物語、ぜひ読んでみてくださいね。
0 件のコメント:
コメントを投稿