2011年4月3日

金沢まりこさん

金沢まりこさんが装丁画・挿絵を描いた「竜の座卓
(作・朝比奈蓉子 偕成社)が、いま本屋さんに
並んでます。

先日、新宿の大きな本屋さんでも、ここにいますと
金沢さんが、手を振っているようで、すぐにみつける
ことがでました。

金沢さんの描かれる木々や花もだいすきですが、
町の風景の絵がとてもいいのです。どこかで
見たことのある懐かしさを、再現してくれます。

おとなの小説になるとあまり見あたらない、
挿絵のある読み物は、ページをめくる指まで
優しくなるような気がします。

金沢さんとは「詩とメルヘン」で出会いました。
45歳から独学で絵を描きはじめられたお話を
お聞きして、とても勇気をいただいたことを、
よく覚えています。

いろいろなお仕事を経験されて、さまざまな感性が
絵に生かされているのですね。

縁側、風鈴、御守り、かき氷、碁盤、お洗濯物まで
ひとつひとつ気持ちの込められた挿絵に
なっています。

ふたりの兄弟の物語、ぜひ読んでみてくださいね。

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