「世田谷文学館」での企画展、
「世界中で愛される リンドグレーンの絵本」
毎日何かを発見しているような元気な女の子、
"ピッピ"や"ロッタ"。物語を知っているから
でしょうが、わたしもそんな名前だったらなぁと
思ってしまいます。
リンドグレーンは、彼女自身のなかにいる子どもを
喜ばせるためにだけ書いてきたそうです。それが、
いつのまにか世界中の読者に伝わっていったのですね。
子どものとき、両親や大人が必要なときは、いつも
一緒にいてくれる安心感があったこと。子どものとき、
わくわくする自然の中でのびのびする自由があったこと。
そのたいせつなふたつがあってこそ、リンドグレーンは
子ども時代を思い出しては、たくさんの物語を
紡ぐことができたんですって。
子どものころが、どれだけそのひとの土台に
なっていることでしょう。その土台から、どこまでも
ジャンプする力は、それからの本人次第です。
あっ、この物語はそうだった…と挿絵をみると、
いっぺんに思い出します。挿絵の力を感じる
展覧会でした。
何人もの方が、リンドグレーンの物語に
絵を描いています。わたしが読んだのは、
この本だったと、挿絵になつかしくなりました。
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