毎年この時期に、表参道ヒルズ路面沿いの
「
ギャラリー80」での
米津祐介さんの個展、
けやき並木の美しい頃、お散歩できるのも
たのしみです。
今回のテーマは「Library」。お花より本が
だいすきなブタ、りんごの木に上ったところで
本を読んでるブタ、哲学者のような顔をして
本を広げるアヒル、からだの大きなゾウが、
小さな本を開いて夢中で読んでいたり。
かわいいリスも、賢そうなウマも、みーんな
本を読んでいるんです。
生まれも育ちも日本の米津さん、どこで
どうやってこういう色彩感覚が育つのかしらと
思います。海外で絵本がたくさん出版されている
ことも納得です。登場する動物は、ぬいぐるみに
なって、窓際を飾っています。
小さい頃は、絵を描くことより工作をしていた
というだけあって、会場の机、棚、すべて
米津さんの手作りです。絵のほかにも、あちこちに
動物たちが顔をみせています、これもぜーんぶ
作られたそうです。大きな窓にかかる、スクリーンも
見ごたえがあります。
「今回は、道行く外国の方がぐっと減ってしまった
のがわかります」と。大震災のあと、東京から
たくさんの方々が、それぞれの国に戻られたのですね。
来年も楽しみにています。被災地も東京も、
日本全体が元気でありますように。
0 件のコメント:
コメントを投稿