2011年5月19日

岡田里さん










ギャラリーまぁる」の入り口、美しい緑です。
雨上がりは、いっそう。岡田里さん、今回は
すべて植物の銅版画です。

「岡田里展」

目の前の植物をよーく見て、感情を移入しながら
スケッチし、それから銅版画に仕上げるそうです。

レモン、栗、ベリー、実のなる植物が、わたしの
好みです。その絵の前にまず、引き寄せられて
いくのでわかりました。

桜、薔薇、日常生活でも、他の方の作品でも
よく見かける花こそ、岡田さんの独特の感性が
わかります。

色もとても素敵で、グリーンの中の少量の青や、
そのぼかし方も。お仕事の依頼は薔薇がいちばん
多いとのこと。薔薇には、さまざまな意味が
含まれていますからね。

今回はファッション・デザイナーの菱沼良樹さんの
ブラントのシャツの色に合わせて、全ての絵を
描かれたそうです。

そのシャツは、全て植物から紡いだオーガニックな
糸で織られています。そして杉の箱入りです。
ミラノでは既に発売、日本でも、もうすぐです。

会場にいらした菱沼さんのお話も伺いながら、
岡田さんの植物画をみると、こうしてイメージが
膨らむのかしら、と想像できて、それは楽しいです。

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