編者者であり歌人の石川洋一さん。10年ほどまえ、
鎌倉のお花見の会で知り合いました。
第一歌集の「はつなつ」。青い表紙、
幼いお嬢さまの絵が添えられていました。
そして今回の第二歌集「魂柱のうた」。
石川さん、チェロのレッスンもされていたのですね。
そのチェロの表板と裏板を繋ぐ棒を、"魂柱"と
いうそうです。
お酒のお席で、目をつむってとうとうとお話を
される石川さんの雰囲気がまず思い浮かぶのですが、
口絵のお写真の石川さんは、また新しいイメージを
醸し出しています。すてき!
今年還暦を迎えられる"編集者"としての石川さん、
ご家族との暮らしのなかの"北鎌倉"の石川さん、
"地獄の一歩手前"の石川さんに出会えたり、
一冊の歌集の中に、さまざまな石川さんが
いらっしゃいます。
さんずいに羊と書いて洋といふやはらかな海と想ふといふ人
「魂柱のうた」
…そんな石川洋一さんです。短歌会「星座」などに
所属されて、走り抜けるように歌われています。
先日の朗読会にもお越しいただき、ありがとう
ございました。鎌倉までのお帰りの電車、
まだあったかしら…と心配でした。
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