詩とメルヘンで出会った光原百合さんから、
「虹のまちの想い出」が届きました。
光原さんの文章に、鯰江光二さんがオールカラーの
イラストレーションを、そして小原孝さんの
ピアノ演奏のCD「叙情小曲集」がついてます。
アメリカの作曲家、ウィリアム・ギロックの短くて美しい
曲は、あまり知られていません。はじめての方は、
ぜひこの本でギロックの世界にいらしてください。
短い曲は、わずか24秒、いちばん長い曲でも2分未満。
ピアノの練習曲は、肩の力を抜いて、ひとりで
聴くのがすきです。
「森のざわめき」「海の風景」「十月の朝」
「荒れ果てた舞踏室」「伝説」などなどギロックの
「叙情小曲集」の曲目から、うまれた光原さんの
短編が25話。どのページにも鯰江さんのほんとうに
美しい色彩の絵…「詩とメルヘン」の世界を、
おもいだすようなページが続きます。
こうして、作家と画家と音楽家と、そこに本を
つくってくださる方が加わって、みんなで
ひとつのものを作り上げていくのは、たのしいですね。
なんだかこの形、なつかしい…と思ったのは、
サンリオ(出版)の詩集が、ちょうど真四角に近い、
こんな大きさだったからです。ぜひ本屋さんで
みつけてね。
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