「
伯爵令嬢小鷹狩掬子の七つの大罪」プレビュー公演。
下北沢の劇場「
ザ・スズナリ」。
今回は、
寺島しのぶさんのご出演もあり、チケットは
即日完売。なんとか手にしたチケット、最前列で
観て来ました。
首に白いタオルをひっかけて、黒いTシャツ、
黒いパンツの
宇野亜喜良さん。「最後、舞台に
水を流すんだけど、それがどうなるか心配で…」と。
「ザ・スズナリ」、熱気でいっぱい、通路も
補助席で埋まっています。
「僕が自由に物語を書き足しても、寺山さん、
僕ならゆるしてくれると思うから、今回もね…」と
宇野さんのお話を聞いて、始まる前からどきどきです。
劇中に、宇野さんのお人形が静かに、登場します。
女優さんに負けない力を発揮するのです、もう
釘付けです。そして人形遣いの方のみえない存在感。
舞台は最後、ほんとうに水浸しになりました。
そこに月が映るのです。誰もいなくなって舞台に
月だけが…。この余韻の美しさ、これが
ほんとうに素敵です。
パンフレットには、寺山修司のミニ詩集特集。
寺山さんの装丁を、なんと47冊も手がけられた
宇野さんの絵とともに、寝る前に、ゆっくり読みます。
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