詩とファンタジー 16号
「人生は、いまからがたのしい!」きょう
お会いしていちばんに、
やなせたかし先生が
おっしゃったおことば。
お仕事をされている机の横に、椅子をならべて、
「
詩とファンタジー」の次号、こんなかんじです…と
見ていただきながら、先生のご意見をいただきます。
サトウハチローのお話が、ぽろりぽろり。
「少年倶楽部」という雑誌を、やなせ先生も
愛読していたそうです。
さまざまな詩人が、詩を発表されていて、
その中でも「サトウハチローがすきだったなぁ」と。
「詩壇では認められてなかったんだよ」とも。
やなせ先生と、どこか共通しているところが
あるのですね。
ハチローのおとうさまの
佐藤紅緑は、ハチローが
不良だったので、小説の中で不良少年を描くのが、
実に上手だったことなど、教えていただきました。
ハチローの異母妹、
佐藤愛子さんの書かれた
「
血脈」これに詳しく書いてあると、おすすめでした。
「血脈」、わたしは文庫本で読みましたが、
途中でやめられなくて、三冊明け方までかかって
読みました。家族のひとりひとりの個性に、
ぐいぐい惹きつけられてしまうのです。
次号「詩とファンタジー 16号」を
どうぞおたのしみに。
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