2011年9月21日

話(「すやまたけしさんの精神」)

『何事につけ「とりあえず」「にもかかわらず」の
精神で生きています。

「とりあえず」と言って、この怠惰な人間を
動かし始め、くじけた時は「にもかかわらず」と
言って、自分を激励するのです。

たとえば「とりあえず」詩らしきものを書いて
満足できない「にもかかわらず」投稿したりして、
しかし掲載されることになれば、それは僥倖と
いうものです。』

これは、先日の「朗読会」でもみなさんに
ご紹介した、すやまたけしさんのおことばです。

「とりあえず」わたしは、歌らしきものを書いて、
満足できない「にもかかわらず」
「日経新聞」の歌壇に投稿してみました。

会うために仕事なんとか切り上げて
豪雨の中を歩いて来たひと

岡井隆 選
決して若くはない恋だからこそ相手に対する
思いやりが生まれる。
大人同士のかかわり合いの切なさでもある。

日曜日の掲載、とてもうれしかったです。
この気持ちをたいせつに、生きていきたいです。

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