12歳からのおともだちのみゆきちゃん、
同じクラスになったこともないのに、
きょうまでおつきあいが続いています。
それぞれ転校生であったこと、
ランドセルの色が黒だったことが、共通点。
当時、女の子は赤いランドセル、男の子は
黒いランドセルが一般的でした。
母親の趣味で、わたしたちふたりの
ランドセルは黒、どこで気が合ったのか
わかりませんが、交換日記をしていたねと。
18歳からのおともだちのロコ、出会いは
学生時代ですが、親しくなったのは
結婚してから。仕事を辞めて、夫の転勤で
ニューヨークに赴任し、時間がたっぶり
あって、お互いの家を行き来しては、
何を話していたのかしら。
そのおふたりが「ビリケンギャラリー」に
来てくれました。
「しゃくにさわるほどの笑顔だわ」と
わたしを見てみゆきちゃん。「とんでもない、
こんな苦労の連続なのに」とわたし。
親しいやりとりができるのも、
うれしいことです。
「ここ数年かわったよね」とロコ。
「あまりに少女時代が長くて、やっと
おとなになった」とわたし。おともだちの
ことばに、ハッとすることしばしば。
週末の大切な時間に、どうもありがとう
ございました。
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