91歳の
やなせたかし先生は、とてもお元気ですが、
ここ数ヶ月どうも目の調子がよくないそうです。
画材にマジックなどを使われて、工夫をされ
がんばってくださっています。「詩」は文字が
見えづらくても、だれかに読んでもらえばいいけれど、
「絵」はそうもいかないからねぇと。
やなせ先生のお仕事の中に、作曲家
いずみたく氏と
コンビを組まれた「
0歳から99歳までの童謡」(※)が
あります。
来年この中から100曲を選んだCDが発売される予定です。
やなせ先生ご自身の歌声も、付録としてつくかもしれません。
「
てのひらを太陽に」が誕生して、来年は50周年。
こんなに歌い継がれてきたのですね。
わたしの生まれる前の歌とはびっくりです。
やなせ先生、扇子を片手に「講談」を披露して
くださいました。歌から童話をつくるように、
すらすらとお話ができあがり、なんだか
できみたら「講談」になっていたと。
クリスマスやお誕生日のパーティーのための、
きょうは予行演習だったのでしょうか。
「
詩とファンタジー」のお仕事のあとには、
いつもこんなたのしみがあります。
※「0歳から99歳までの童謡」
もともとは1976年に3枚組のLPとしてリリースされた。女優の杉田かおるが「手のひらを太陽に」他7曲を歌っている。
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