2011年12月30日

話(「西村俊昭さん」)

西村さんは「詩とメルヘン」で、とても長い間、
編集に携わっていた方です。「詩とメルヘン」が
休刊になってからも、東京で編集のお仕事を
続けていらっしゃいました。

故郷の釧路に戻られたのが昨年、そしていま
釧路で入院生活を送られています。

わたしの投稿詩を、いちばんたくさん
読んでくださったのが、西村さんでは
ないでしょうか。

娘が小学生になって、投稿をはじめてからは、
母娘の詩をいっしょに。ときどきお電話で
お話したり、「サンリオ」が関係している
舞台に誘っていただいたり、ごちそうになったり。
イラストレーターさんの個展でお会いすることも
多かったです。

「サンリオ」から母娘の詩集を一冊ずつ、
ぜいたくにつくってくださったのも、
西村さんでした。

グレープフルーツ」、「ショートカット
「ショートカット」は今年、娘が歌集を
出版してから、急に古書の値段が上がって
しまいました。

いろんなことを思い出しながら、きょうは
手紙を書きました。毎日病院にいらっしゃる
お母さまが、手紙は届けてくださる
ということをお聞きして。

西村さんにご縁の深い方、たくさん
いらっしゃると思います。西村さんの
連絡先がわからなくて・・・と思われている方は、
ご連絡ください。

2011年12月29日

話(「仕事納め」)

今年最後の仕事を終えて、そのあと
みんなで大掃除。窓を開けると、
北風が吹き抜けるのですが、
窓や床、本棚やピアノがみるみる
きれいになってゆくのです。
このうえなく気持ちいいです。

みんなでの大掃除って、高校時代の
ようです。広いスペースも、あっと
いう間に終わります。

それからは"宴"です。からだを動かして、
お腹はぺっこぺこ。オードブルもお寿司も、
ぱくぱくいただきました。ノンアルコール
カクテルで、十分明るくなって。

職場のボスから、手作りのプレゼントを
いただきました。パッチワークの
鍋敷きに、ペンケース、小さな巾着袋。

洋裁、手芸がとても上手なのです。
いちばん忙しい方なのに、いったい
どうやって時間をつくりだすのかしら…
訊いてみました。

何にも考えないで、ただただ手を動かして
いたいときがあるそうです。そして
いつのまにか、何かができあがっている
なんて。

うれしい、うれしい、今年出会った
みなさんに感謝しながら、帰ってきました。

2011年12月26日

話(「クリスマスディナー」)

「クリスマスイヴもクリスマスも仕事?」
「土曜日も日曜日も仕事?」と娘に
驚かれました。今年は、そうだったのです、
すっかり働き者になりきって。

娘も予備校通いで、我が家のクリスマスは
飾り付けも控えめ。

25日は、近所のお気に入りのお店に行って、
クリスマスディナー。娘の彼もいっしょでした。

クリスマスの夜に、こうして集まって、
話すことは何も特別なことはなく、いつもと
変わらないのですが、こころが暖まります。
"メリークリスマス"乾杯はジンジャーエールで。

お誕生日、クリスマス、特別な日は、ここに
来るよねと娘。次は、受験が終わってからかな
と云うと、受験なんてそんなおおげさな
ものじゃないって。

楽しく勉強している娘をみている分には、
悲壮感もないのですが、わたし自身が試験、
大っ嫌いなのです。あの頃には戻りたくないって、
いまでも思うほどです。

クリスマスが終わると、いよいよ今年も
残り少なくなってきますね。

2011年12月25日

話(「えんどうたか子さん」)

遠藤さんは、2009-10年の「詩とファンタジー
詩部門での優勝賞を受賞されました。
ペンネームは、えんどうたか子さん。

「野原のなかで」という緑の表紙の
詩集をいただきました。お住まいは
北海道の野付郡…どの辺りに
なるのでしょうか。

今年の2月にお会いしたとき、東京は
あったかいですねぇと、お嬢様とお孫さんと、
東京のあちこちを元気にまわられていました。

詩に「釧路旅情」とあります。そちらのほう
なのですね。「湿原点描」というタイトルや、
「昆布の煮だし」、「鮭の卵」、「エゾシカ」
など北国ならではのことばがならんでいます。

雪も東京に降る雪とは、ずいぶんちがいます。
「残雪」の一連だけですが、ご紹介しますね。

日差しに触れても溶けないままに
残っている雪
それは雪ではありません
陸地に根ざした波のひとひら
帰り遅れた波のひとひら


続きをおよみになりたい方は、メールで
ご連絡くださいね。

2011年12月24日

磯貝裕美さん

磯貝裕美さんの詩集「マーマレード」が
クリスマス前にできあがりました。
詩集にまとめるたくさんの詩を、
読ませていただいたのは、1年以上
まえになります。

絵はカットから、カラーの美しい絵にかわり、
詩の順番なども、時間をかけて考えられて、
とても素敵な一冊になりました。

磯貝さんは、詩を書いては産経新聞の
朝の詩」に投稿し、たくさん掲載されました。

そして磯貝さんは、イラストレーター
でもあって、「詩とメルヘン」、
詩とファンタジー」への投稿も
続けられて、ご活躍。

磯貝さんのものの選び方、色彩、センスの
いい構図、わたしもだいすきです。

かつての「サンリオ詩集」をおもわせるような
判型で、美しさも引き継がれています。
開くことでしあわせになるような、詩集です。

2011年12月23日

セガンティーニ

新宿の「損保ジャパン東郷青児美術館」に
着くまでの道沿いの銀杏、とてもきれいでした。
まだ散らないで、冬の光を浴びていました。

東日本大震災で延期になった
セガンティーニ展」です。
セガンティーニの絵をみていると、
羊の群れの一匹になりたくなります。

イタリアからスイスに移ってからの、
明るい色の絵がすきです。光を求めて、
高いところへ、高いところへと住まいを移し、
絵の中の光も溢れるように変化していきます。

スイス・アルプスの空気を深く
吸い込むような気持ちになります。
もういちど、かつて訪ねた
セガンティーニ美術館」、行ってみたいです。

画家の生まれ故郷や暮らした場所には、
絵の源とおもえる風景が、
広がっているからです。

2011年12月22日

スズキコージさん










サヨナラゲンパツ!グッバイ東京!」展に。
コーヒー&ギャラリーゑいじう」での、
恒例、年末のスズキコージさんの展覧会。

東京から神戸にお引越しされたコージさん、
そのときにアトリエからむかしの絵が、
いろいろ出てきたそうです。今回は、まだ
おなまえが"鈴木康司"と漢字で書かれていた
時代の絵も飾られていました。

わかがえりの水」という新しい絵本の原画も。
文章を書かれた広松由希子さんも、
いらしてました。

コージさん、入口近くのお席で、
焼酎を飲みながら、何人ものお客さまと、
お話しされていました。神戸はすごく
いいとこで、おもしろいよと。全国に
おともだちがたくさんいらっしゃるコージさん、
どこに住んでも、しあわせに暮らせそうですね。

昨日は息子が来たんだよ…とロンドンから
帰国された息子さんのお話をされるときは、
やっぱり"父"らしく。25歳の息子さんも、
絵を描いているんですって。どんな絵か、
みてみたいです。

2011年12月21日

話(「Lily Baby」)

下北沢にある「Lily Baby」という
お洋服屋さん。ウィンドウ越し、
ミシンでいつも何かつくっている、
ゆりさん。デザインのアイディアになる、
雑誌の切り抜きが、壁にペタペタ。

オーダーでワンピースをつくって
いただきました。肩幅や、袖丈、着丈など、
ぴったりの心地よさは、一度あじわって
しまうと…です。

この生地に一目惚れして、袖は七分に
ふんわりと、イメージをかたちに
してもらえるなんて、しあわせ。
黒い皮で、リボンも手作り、
ありがとうございます。

仮縫いのときは、母に洋服をつくって
もらっていたこども時代を思い出して
いました。大学生になっても、母は
たくさんの洋服つくってくれました。

娘にも、似合う似合うと云われてほっと
安心。着たい洋服と、似合う洋服は、
また違ったりするので。あとは
クリスマスを待つばかりです。

ゆりさんは、いまゴスペル歌手の
ドレスを製作中。ひらひらの襟が素敵な、
ゴージャスな一枚がアトリエにありました。

2011年12月20日

話(「クリスマスストッキング」)

小さなこどもたちのクリスマス会に
参加しました。お部屋のディスプレー、
窓には暗幕を、壁には手作りの
クリスマス作品をと、準備もたのしく
すすめました。

大きなクリスマスツリーはシンボルのように、
ピアノのそばが定位置。お部屋の雰囲気を、
暖かく、華やかにするのに便利なのが、
このストッキングです。

細かいクロスステッチで、さまざまな絵が
刺繍されています。1990年から毎年
気に入ったものをひとつずつ買い求めて
いました。あっこれは素敵と思うものに
出会える年と、まぁこれでいいかなぁと
半分妥協して決める年がありました。

我が家にまだ、こどもがいなかった
時代には、おとなっぽいものを、
こどもが誕生してからは、こどもが
喜びそうな絵柄にと、かわりました。
いちばんはじめに買ったものは、
やはり印象深いです。

今年はどうしようかなぁ…。
わぁ、かわいい!とよろこぶ年頃の
こどももいないので、もうわたしの
趣味に任せて。

いつまで続けるのって、すでに
あきれられています。

2011年12月17日

穂村弘VS枡野浩一

穂村弘VS枡野浩一、おふたりの
ブックデザイン自慢合戦!」、
青山ブックセンター本店」で。

少し遅れて、会場に着いたのですが、
おふたりのとても真剣なお話が、
もうたのしくて、笑ってばかりいました。

"自意識"とうのは誰にもあるものですが、
その大小というのは、ひとによって
ものすごく差のあるものなのですね。
"大"のほうが穂村さん、"小"のほうが
枡野さんです。

枡野さんの高校時代につくられていた、
自家製本には感激。"熱"が伝わってきます。
ちょっとおそろしいほどの、熱の入れよう
ですが、それくらいでないと、何も
できあがらないのでしょうね。当時は
「いま未来」というペンネームだったそうです。

穂村さんの大切な本、枡野さんの大切な本
などを、お互いにみせてくれるのですが、
相手のものに対しては、ふーん…という
程度の関心です。

大切なものって、それがいかに自分に
とってだけか、ということも
よーくわかりました。

枡野さん特製の一行原稿用紙"40文字"を
いただいてきました。短歌を書くときには、
とってもいい原稿用紙です。

すれちがうとき聴いた歌」も、これから
読みます。鉛筆でのサインが、この本に
とっても似合ってます。

2011年12月15日

梅川紀美子さん

梅川紀美子さんの絵に、詩を書きました
その展示をみに、曙橋の
コーヒー&ギャラリーゑいじう」へ。

梅川さんとは、「詩とメルヘン」での
出会いです。やなせたかし先生の
お誕生日会などで、毎年お顔は合わせますが、
なかなかゆっくりお話しする時間もなく…。

今回は、たっぷり梅川さんのお話し、
伺うことができました。梅川さんの
青春時代が壮絶で、へぇーっ…と
思うことばかり。

学校以外の、外の世界に目が向くと、
ぐんぐん止まることなく進む、そんなときに、
「ちょっと待ちなさい」と止めてくれる
親の存在は、とても大切なんだということを、
教えてもらいました。

わたしは、娘に対して心配しすぎたかなぁ…と
振り返って感じていたところだったので、
そぅ、それでよかったんだとも。

梅川さんはふたりの小学生の男の子のママで、
ご主人様も息子のようだと。おかあさんひとりで、
1日たいへんな労働です。やっと最近は、
ほっといて、絵を描く時間もとれるようになったと。

これからが、ますますたのしみですね。

2011年12月14日

星くず朗読会 シリーズ7

師走のお忙しいなか「星くず朗読会 シリーズ7」に
お越しいただいたみなさま、
どうもありがとうございました。

1日を大切に過ごしたいという気持ちから、
せきたんやのくまさん」の絵本の朗読から
スタートしました。くまさんのふつうの1日が、
とてもいい日本語であらわされています。

「クリップ」の最新号、そして、いままでの
「クリップ」の12月の巻頭詩と最終頁の詩を
9年分読みました。10年目の来年も、どうぞ
よろしくおねがいします。

小川かなこさんの絵を「ブック・カフェ槐多」の
カウンターにならべて、かなこさんが
絵を描いたときの気持ちや、その絵にまつわる
エピソードをお話していただきました。

お茶の時間のシュトーレンは信州の工房から、
届いたものです。かなこさんからいただいた、
お菓子もおいしくいただきました。

クリスマスソングの数々は、ひげ☆ぼうずさんの
セレクション。

いらしてくださってみなさま同志が、とても
楽しそうにうちとけてお話しされて、わたしも
とてもうれしかったです。

"非日常"とみなさんに云われるこの朗読会、
工夫をしながら、続けられることが
とてもしあわせです。

2011年12月12日

話(「小さな羊毛フェルト作品」)

ぽつり、ぽつりとできあがっていました。

5cm未満の小さな小さなパンダ、12月ですもの…
赤い帽子をのせています。

期末試験も終わって、もう学校はお休みに
なりました。授業中につくっていたと
おもわれるいくつかを、家に連れて帰って
きたのです。

おともだちへのプレゼント用、顔はどれも
おともだちにそっくり。

わたしもひとつおねがいしたいなぁ…
きっといちばん後回しになりそうです。
それまでに、飽きないといいのですが。

材料は、どーっさり買いこんであります。
このサイズなら。100や200はできそうなくらい。

2011年12月8日

小川かなこさん

来年5月の個展作品制作に突入するまえの
時間を割いて、小川かなこさん、今回の朗読会
「自家製の小さな冬」のポストカードづくりに、
すてきな絵を、何枚も描いてくださいました。

日曜日の「星くず朗読会 シリーズ7」では、
その原画を展示します。

ポストカードサイズより、原画はぐっと
大きいです。かなこさんの2011年、冬の色が
滲んでいます。「ブック・カフェ槐多」に
特設暖炉が運びこまれるような暖かさ。

日曜日の数時間の展示では、もったいない…と
おもって、思い浮かんだおともだちに、
もしもし…と連絡。いいね、いいねと、来年も
またべつの場所で、かなこさんの絵をみなさんに、
みていただけそうです。

もしもし…と、とても遅くにお電話して、
たまたま彼はオフィスにいらして、メールより
お電話での声は気持ちが通じていいなぁと
おもったひとときでした。

※ポストカード6枚セット、ご希望の方は
  stardustreadings@gmail.com まで。

2011年12月7日

後藤貴志さん








吉祥寺の「にじ画廊」で、1年ぶりの
後藤貴志さんの個展。「Holy particle」。
階段をのぼってゆくと、後藤さん、
いらっしゃいました。

広く白い壁面に、たくさんの作品。
後藤さんの絵は、細かく描きこまれて
いますから、近づいてよーく見てしまいます。

「年で、細かい作業はきつくなった」
なんて真剣にお話しされてましたが、
まだまだ30代ではありませんか。
細かい作業に対して、むかしほど神経質に
ならなくなったそうです。かつては、
わずかなはみだしでも、気になっていたと。

NHK「みんなのうた」で放映されていた
エレファン」の原画もありました。
象の親子の悲しくて美しい物語。
2週間ほどのあいだに、15枚もの
絵を仕上げられたそうです。

毎日1枚、とてもとても驚きます。
睡眠時間も、食事時間も削って、
集中されたのですね。寝ていても
夢のなかで、絵を描き続けているような。
絵本になるといいなぁ、たのしみに
待っています。

後藤さんの大ファンの娘に
「なんでポストカード、買ってきて
くれなかったの?」と責められて
しまいました。会期中に、娘も
絶対行くと思っていましたから。

今回ばかりは、予備校通いが続いて、
行かれないというのです。あっ、そうね。
気がつかずごめんなさいね。

2011年12月6日

ねこのねごと

ビリケンギャラリー」の12月は
ねこのねごと」展。

犬は種類によって、柴犬は柴犬、
チワワはチワワのエリアが
はっきりしているのですが、猫は
そのあたりがあいまい。

わたしにとって、猫が身近なのは、
野良猫たちのおかげです。猫飼ってるの?とか、
猫みたいだよねぇと云われることが多いけれど、
実はこわくて?猫にさわることも抱くことも
できないのです。

もっぱら猫の絵をたのしんでいます。

飯野和好さんのDM、何かたくらんでいそうな猫。
ほかには、いったいどんな猫が勢ぞろいして
いるのでしょう。39人の絵本作家の猫です。
それぞれの猫が物語を持っています。

松成真理子さんの「海辺の二匹の猫」
…猫の表情が忘れられません。海辺で、猫は
こんないい顔になるんだ、一匹でなく二匹で
いると、こんな顔できるんだ、と猫がとっても
うらやましくなりました。

どうぞお気に入りの猫との出会いを、
「ビリケンギャラリー」で。

2011年12月5日

話(「真弓ちゃん」)

真弓ちゃんと、渋谷のティールームで、
ほぼ一年ぶりのおしゃべり。

前回、わたしはお財布を忘れて、すっかり
ご馳走になりました。ご馳走にならなかったら、
食べ逃げになっちゃいます。

今回、バッグの中のお財布をしっかり
確かめました。ところが、待ち合わせの
時間を、1時間間違えました。

「着きました」とメールをしたわたしを、
ずいぶん早めに来るんだなぁ、と
真弓ちゃんは思ったそう。

「少し遅れます」という真弓ちゃんのことを、
30分待っても来ない、これはおかしい、
でも、恋人とおもって待ちましょう、と
思っていたところ、あっ!時間が違うと
気づきました。

しっかり者の真弓ちゃんの前で、わたしは
いつも何かあります。

そうそう、むかしむかし、マリッジブルーに
陥って、結婚式をキャンセルしたとき、
教会の神父さんに、わたしに代わって
事情を話し、謝ってくれたのも真弓ちゃんです。

きょうは真弓ちゃんから、クリスマスプレゼントを
いただきました。"これを飲めば、元気になる"
ジュース。重たいのにありがとう。

クリスマス・お正月はアメリカのケンタッキーで
過ごす真弓ちゃん、ひとりでふらりと、
旅立つのも、むかしから変わっていません。

わたしのほうが、娘はずっと大きいのに、
東京をうろうろしているばかりです。

2011年12月3日

話(「酒井景二朗さん」)

酒井景二朗さんは、雑誌「詩とメルヘン」では
メルヘン作品を書かれていました。
「詩とメルヘン」を通して、もうずいぶん昔に
知り合った仲間です。

いつの頃からか、酒井さんは短歌を
詠まれるようになり、そこでも
酒井さんの面白力が十分に発揮されています。

酒井さんの短歌をひとつご紹介。

タロットの「愚者」がこっそり抜け出して
ギター売り場にやって来ている

酒井さんの短歌の師匠は、笹公人さん。
おふたりがお話しているところをみていたら、
ほんとうに酒井さん、笹さんに可愛がられていて、
ほほえましいのです。

酒井さんの狂気?のギャグを、わたしなんて
補足説明がないとわからなかったり、笑ったり
反応するのに、時間がかかってしまうのです。
ところが、笹さんの胸には、いちはやく届き、
ぴしゃりと響いて、いい合いの手がさっと。

笹公人さんが講師をされいる「天命歌会」の
合同歌集「希望の河」が、できあがりました。
酒井さんの短歌も、そちらで読めます。

酒井さん、ぜひ次回はソロ歌集ですね。
たのしみにしています。

2011年12月2日

「奥の細道」に添って

コーヒー&ギャラリーゑいじう」で、
<日本の原風景>展…「奥の細道」に添って』の
展覧会が11月29日から12月10日まで。

"家を奪い、川の流れを変え、風景を一変させた
大震災は、私たちの日常の風俗風物に対する
感性の根本的な見直しを迫っているかのように
思えます。まずは記憶をたどり、見聞を頼りに、
私たちの原風景を再興追認してみようでは
ありませんか。"

…という「ゑいじう」さんからのご提案に、
たくさんのイラストレーターさんが参加されて、
それぞれの東北を描かれました。

わたしは、梅川紀美子さの絵に「決心」という詩を、
noaさんの絵に「春」という詩を書きました。

「ゑいじう」さんでは、カレンダー展も
同時開催中です。会期中に、ぜひ
おでかけくださいませ。

2011年12月1日

星くず朗読会 シリーズ7











師走となりました。

「星くず朗読会 シリーズ7」もすぐ!
ぜひ、みなさま、お誘い合わせの上
お越しください!!!

ご予約は、こちらからどうぞ。
stardustreadings@gmail.com