雨の日でした。JRの御茶ノ水駅で、
はじめての街頭募金に立ちました。
「東北のこどもたちのために…」と
最初は小さな声しか出ないのですが、
「ありがとうございます…」と
何度か繰り返すうちに、大きな声に。
小さなこどもたちと共に、雨が
降りかからないよう、屋根のある
ところで。
改札を出てきた方、信号を渡ってきた方、
ひとり、またひとり、ほんとうに
こんなにたくさんの方々が、協力して
くださるなんて。
小さな、まだ幼稚園生のこどもたちは、
寒い日に外でこうして、まっすぐ
姿勢よく立っているだけでも
たいへんなのに、お腹から声を
ふりしぼるように、がんばりました。
重たくなってきた募金箱を、一所懸命
かかえていました。
学生さんが「僕も東北出身なので…」と
云ってくださったり、「風邪ひかない
ようにがんばって…」と声をかけて
くださったり、一度でなく、また
戻られてもう一度、募金してくださったり。
東京の見知らぬ人々の暖かさに、
泣いてしまいます。こどもたちも、
とてもいい顔になっていました。
体験に勝るものなし、と感じる数時間を
過ごすことができて、ほんとうに
よかったです。
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