2012年4月24日

話(「街頭募金」)

雨の日でした。JRの御茶ノ水駅で、
はじめての街頭募金に立ちました。

「東北のこどもたちのために…」と
最初は小さな声しか出ないのですが、
「ありがとうございます…」と
何度か繰り返すうちに、大きな声に。

小さなこどもたちと共に、雨が
降りかからないよう、屋根のある
ところで。

改札を出てきた方、信号を渡ってきた方、
ひとり、またひとり、ほんとうに
こんなにたくさんの方々が、協力して
くださるなんて。

小さな、まだ幼稚園生のこどもたちは、
寒い日に外でこうして、まっすぐ
姿勢よく立っているだけでも
たいへんなのに、お腹から声を
ふりしぼるように、がんばりました。
重たくなってきた募金箱を、一所懸命
かかえていました。

学生さんが「僕も東北出身なので…」と
云ってくださったり、「風邪ひかない
ようにがんばって…」と声をかけて
くださったり、一度でなく、また
戻られてもう一度、募金してくださったり。

東京の見知らぬ人々の暖かさに、
泣いてしまいます。こどもたちも、
とてもいい顔になっていました。

体験に勝るものなし、と感じる数時間を
過ごすことができて、ほんとうに
よかったです。

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