話(「雲と椅子」)
外に出た瞬間、秋の空があんまりきれいで、
図書館までずーっと、上を向いて歩いて
行きました。
家から駅までの間にある大学の図書館、
とても便利です。車も自転車も乗らない、
いつでも徒歩のわたしには、場所が重要、
本って数冊でも重たいので。
そのうえ、建物も新しくなって、ガラスの
空間で本を選ぶようなかんじです。
1階にあるカフェも、昔の学校の匂いはなく、
ぴかぴか。
椅子も、いろんなタイプがあるので、
どこが落ち着きそうか、あっちに
座ったり、こっちに座ったり。きょうは
この赤い椅子に。
係のひとが、ほとんど見当たりません。
困っている方に、機械での貸し出しを
わたしが教えてさしあげたくらい。
なんでも簡単に済ませることが、
できるようになってはいますが、
ひとの気配がないのは、ちょっと
不安になりますね。
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