田中ましろさんが、企画・写真・詩・
誌面デザイン、そして掲載する短歌の
選考もされている短歌冊子「
うたらば」。
ポストに届いていたのを、そのまま
鞄の中にいれて、井の頭線で座って
読みました。読み終えたら、となりの
ひとに、はいって手渡したくなる、
どこも威張っていないやさしさ。
なにからなにまで、ひとりでこなされる
エネルギー、
やなせたかしさんの
ようだなぁと、思います。投稿する場所を
つくって、その場所を心地よくして、
みんなが集まってきて。
今回のテーマは「入道雲」。今年の夏も
入道雲、おおっと叫ぶように見上げました。
写真の美しい冊子ですので、その写真に
ことばを重ねてよむとたのしいのですが、
ここでは文字だけのご紹介。
海沿いの国道をゆくトラックの荷台に積み上がる白い雲
限りなく育つ雲へと桟橋はやさしい腕を差し伸べたまま
だいすきな2首は共に、
飯田彩乃さんの
作品でした。
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