2011年1月4日

話(「真弓ちゃん」)

18歳のときに出会ってから、ながーい
おつきあいのおともだち。

おなじ教育学科で、わたしたち小学校の先生に
なろうとしていたんですね。まちがって
ならなくてよかったと、お互いにおもってます。

当時、その大学には文B入試というのがあり、
文Bと云っただけで異端児扱いでした。
なにかをしでかすたびに、やっぱりねぇと
まわりが納得してしまうのです。常識から
かけ離れたところにいるような目で見られますが、
わたしたちはいたって常に真剣。

真弓ちゃんは「出番」をよく心得てくれている
貴重なおともだちです。何か危機を感じると、
飛んできてくれるのです、きょうは横浜から。

わたしが元気のないときに会うことが多いので、
わたしは痩せてるひとと思われてます。でも、
真弓ちゃんと話しているうちに、ぐんぐん
わたしは元に戻るのです。

石橋を叩き壊してしまうほど心配性の真弓ちゃんと、
橋のかかっていないところを平気で渡ろうとする
怖いもの知らずのわたしの性格は、ずいぶんちがいます。

だけど、そこがいいのかもしれません。ないところを
補い合って…おともだちってふしぎ。

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