現在「キッド・アイラック・アート・ホール」で
詩人で彫刻家の井手則雄さんの作品展を
企画された八鍬瑞子さん。
会期中は、一日おきくらいに、いらしてます。
アクティビスト(=活動家)の八鍬さんは、
鉄の作品をつくるばかりでなく、街に立って
さまざま運動をされています。
パレスチナ・イスラエル問題の専門家でありますが、
きょうは、井手さんの詩や恋のお話を伺いました。
井手さんと八鍬さんの出会いは、仙台でそれぞれ
61歳と30歳のとき。アーティスト仲間で、同じ会に
所属していたそうです。
井手さんは恋多き人生で、3回のご結婚と4人のお子様、
そして八鍬さんが最期の恋人。没後25年の井手さんは、
69歳で突然、亡くなられてしまいました。
相手が生きていたら、またいろんなことがあって、
けんかしたり、別れていたかもしれないけど、
そうじゃないから…。いつも、いまでもずっと
いっしょにいるお気持ちなんですね。
詩のことばは、心の奥のほうで生まれるから、
胃が痛くなるおもいで、詩を書いたこともあるって
言ってたわ、と井手さんの詩集を前に、いろんなこと
ぽつぽつ、お話ししてくださいました。
人生、ドラマチックじゃないと退屈しちゃうわって。
またぜひ続きをとお願いして、名残惜しくおわかれ
してきました。
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