2014年11月18日

星くず朗読会 シリーズ15「不動哲平 追悼朗読会」

今年はお休みしていた「星くず朗読会」
次回のゲストは、不動哲平さんの
予定でした。

まだ回復しないのですが、最近は
自由詩を読んで修行しています。
這ってでも会いに行きたいです。
…というお便りを、いただいてました。

「星くず朗読会」に遊びにいらして
くださるときも、予約なしで、
いつのまにか現れる不動さんでしたから、
また元気になったら、ふらりと
会えると信じてました。

残念なことに、今年6月にお別れとなり、
「追悼朗読会」となってしまいますが、
不動さんを慕う仲間で、たのしい会に
したいです。


星くず朗読会 シリーズ15「不動哲平 追悼朗読会」

日時:2015年1月18日(日)午後2時~3時半
場所:キッド・アイラック・アート・ホール地下
     「ブック・カフェ槐多」(京王線「明大前」駅 徒歩2分)
      世田谷区 松原2-43-11  TEL:03-3322-5564
参加費:2000円(飲み物・ケーキ付き)
定員:20名

※お問い合わせ・参加ご予約は
  メール stardustreadings@gmail.com にて
   お願い申し上げます。
 

2014年6月23日

松倉香子さん








いろいろなお仕事を経験されつつ、
絵を描いていらっしゃる
松倉香子さん。

企画展「bittersweet

大きな額、小さな額、
アンティークのデコラティブな
額の中で、松倉さんの絵は、
とても品があります。

明るい色彩の絵にも、
暗い色彩の絵にも、
甘い毒が見え隠れしています。

無邪気なばかりではない
こども、きれいなばかりではない
花々に、生きてゆくものの
魅力が溢れています。

2014年6月16日

鏡の国のアリス









「鏡の国のアリス」をテーマにした
グループ展

ひらいたかこさん

ひらいたかこさんの作品、まずは
色彩に惹きこまれて、絵に近づくと、
かわいいアリスや動物たちが、
それはそれは可愛いのです。

家具や時計も、みな生きている
というかんじで、なにか仕掛けを
しようと企んでいるよう。

ジークレー版画について、ひらいさんに
説明をしていただきました。
高度な技術の版画で、100年は
美しく保たれるそう。

「鏡の国のアリス」も
「不思議の国のアリス」も
もういちどしっかり、
読んでみたくなりました。

絵をみているうちに、いまお話を
読んだら、とても深くあじわえる
ような気がしてきたのです。

深瀬優子さん

深瀬優子さんのアリスは、
特徴のある瞳をして、絵の中から
こちらを眺めています。
人物が一瞬、動きを止めたような
緊張感があります。

その絵の前で、深瀬さんに
伺ったこと。

建石修志さんのクラスで、
人物デッサンをはじめて
学ばれたそうです。それまでは
OLをしていらしたそう。

カラスを描いた一枚もありました。
繊細な模様が彫られている額に
入ってます。絵と額の相性も、
ぴったりです。

素敵な珍しい額は、見つけた時に
買ってストックしておくそうです。

2014年6月11日

小林由里さん









22年ぶり「ギャラリーハウスMAYA」での
小林由里さんの個展。

子育てを終えて、絵に専念
できるようになった小林さん。

レトロ・モダンをテーマに、
女の子、動物、建物とすべて
レトロな雰囲気。

こどもたちがとても懐かしい遊びを
しています。かごめかごめ、
はないちもんめ、けんけんぱなど。

ゴム飛びや、だるまさんがころんだも
あってもよかったなぁと、小林さん。

水彩の絵は、懐かしい昔の日々を
おもうのに、優しい風を運んでくる
ようです。

2014年6月10日

田中靖夫さん








DMの素敵なお写真、どこの国かしらと
伺うと、「六本木ですよ」と
田中靖夫さん。田中さんご自身が
おしゃれで、街を素敵にみせています。

NAPKIN SCHETCHBOOK展

お手製のスケッチブックかと
思っていたら、外国には紙ナプキンで
できたスケッチブック、売っている
そうです。

額に入った絵も、すべてナプキンに
描かれています。ほんとう…
某コーヒーチェーン店の紙ナプキンも
発見。

何年もかけて、何十冊もスケッチされた
田中さんの作品、ひとつひとつの絵が、
日常の風景でとても親しみやすいのです。
身近なところに飾りたくなる絵が
いっぱいです。

2014年6月9日

「詩とファンタジー27号」イラストレーション審査会










やなせたかし先生が、
いらっしゃらなくなり、
投稿の数はどうかしら…と
心配していました。

いままでと同じくらいの
投稿数があり、審査員の
宇野亜喜良さん、山口はるみさんも、
それはよかったねぇと。

この絵は、最後まで残して
おきましょう。センスありますよね。
詩がついたら、すごくいいんじゃ
ないかな。

宇野さん、山口さん、お二人の
先生方は、一枚一枚の絵に、
語りかけながら審査をされます。

投稿はA3サイズのカラーコピーで、
随時受付中です。どうぞよろしく
おねがいいたします。

2014年5月26日

工藤大輔さん








キッド・アイラック・アート・ホール
5階のギャラリーで、工藤大輔さんに
お話を聞きながら「face/surface」展を
みてきました。

DMの女性の顔、とても魅力的、
工藤さんも一番のお気に入り。

ベニヤ板にニスを塗って、オレンジ色に
みえる背景に、女性の顔を描いた1枚も、
今回の人気を集めていました。

わたしもその絵がすきで、一巡しても
変わりませんでした。女性の表情が、
さみしそうで、しあわせそうで。

作品には、出上がった日が記されています。
ゴールデンウィークのあの頃、
忙しかったなぁ…でもそんな時に
いい絵が描けた、と工藤さん。

工藤さんはキッドでお仕事をして、
その合間を上手に使って、
絵を描かれています。

2014年5月20日

中島梨絵さん








光と影のコントラストを
透明感のある水彩で
描かれる中島梨絵さん。

この前お会いしたのは、2年まえ
でしたっけ?…と思っていたら、
4年まえということ。

久しぶりの個展なんですよと、
中島さん。

人物と一緒に描かれる、花が
とてもすきです。こどもの、
明るくはないけれど、決して
暗いわけではない、ものおもう
表情も魅力的。

対になる大きな水彩画の間に立つ
中島さんです。

2014年5月19日

矢吹申彦さん








展覧会のための、描き下ろしは
久しぶりという矢吹申彦さん、
ブリキの玩具を板に描かれていました。

"絵馬"のような雰囲気がいいなぁと思い
板に描こうと決められたそうです。

板にブリキであることが、わかるように
描くには、かなり緻密に描かないと、
むずかしいと。

ギャラリーの中で、ひとつ真っ赤なものが
欲しいと、炎の消防自動車の絵を。

わたしのお気に入りです。

2014年4月28日

五月のスカート











味戸ケイコさんは、学生時代は
詩も書いていたんですよー」と
やなせたかし先生から、伺った
ことがあります。

それから、絵を描くケイコさんと
急に親しくなったような、
ねっ、やなせ先生そうでしたよねって、
話しかけたくなります。

詩とメルヘン」では「POEM31」
という短歌コーナーもあり、
たくさんの短歌の紹介もありました。

ギャラリーハウスMAYA」での
展覧会は、味戸ケイコさんの絵+
わたしの短歌「POEM31」。

五月のスカート」に
ぜひお出かけください。

2014年4月21日

詩とファンタジー 26号発売











やなせたかし先生にかわって、
表紙の絵は、宇野亜喜良さんに
描いていただきました。

「偶作」
ジャン・コクトオ(堀口大學 訳)

お前の名前を彫るがよい
やがて天までとどくほど
大きくなる木の幹に。
立木の方が大理石よりも得なのだ。
某所に彫りつけた名前も大きくなる。

宇野さんが、だいすきという
この詩を選んで、できあがった
一枚の絵。

表紙に寄せての文章も、
最後のページに。

ぜひ、「詩とファンタジー」の
掲載詩や物語を、
イラストレーションと
共にをお楽しみください。

2014年3月31日

柳智之さん








柳智之さんの「顔の浮かぶ日

タイトルもDMの顔も、魅力があって
なんとしても行きたいと、たのしみに
していました。

顔、顔、顔、ギャラリーいっぱいに
並んでいます。顔だけなので、
表情が全てという迫力です。

柳さん、描きたい顔の写真など
集められていて、それを参考にと
おっしゃっていました。

描きたい顔と好きな顔は、ぴったり
重なるとは限らないようです。

帰り道、表参道を歩いている人々に、
柳さんの絵とても素敵だから、
HBギャラリー」に行ってみて!と
声をかけたくなりました。

2014年3月10日

「詩とファンタジー」イラストレーション審査会









季刊誌なのに、あっという間に
審査会の日がめぐってきます。

今回も、たくさんの力作のご応募、
どうもありがとうございました。
宇野亜喜良さん、山口はるみさんの
選んだ8作品、次号に掲載です。

「なんだか気になるなぁ」という作品が
入選候補になり、大きなデスクの上、
いっぱいに広げられます。年齢や性別は、
最後にちらっとみることが多いです。

次号の宇野亜喜良さんの表紙絵も、
出来上がりました。表紙記も、
やなせたかし先生にかわって、
お願いしました。

詩、イラストレーション、投稿は
随時受け付けています。どうぞ
引き続き、よろしくおねがいいたします。

2014年2月5日

保立葉菜さん








あぁ、楽しや木版画!」展という
ことば通り、入口を入った途端、
愉快な木版画に楽しくなります。

木版画をはじめて8年という保立葉菜さん。
細かい木版画から、最近では
ざっくりした木版画にと、作品を
みながら、教えてくださいました。

「バスを待つひと」3人を描いた木版画、
3人の表情、雰囲気がとてもよかったです。
バスを待っているときの、自分の顔は
とても絵にはならない、つまらない顔
しているかも…。

2014年2月4日

工藤由紀子さん








工藤由紀子さんのはじめての展覧会
うっかりすると見過ごしてしまいそうな、
何気ない身近な情景の絵が、
ならんでいました。

お仕事をしながらの展覧会で、
ギャラリーにいらっしゃるのも
2日間だけ、運よくお会いできました。

素朴なおじさんを描くのが、
得意だそうです。女の子も
素敵でした、控えめな魅力があって。

工藤さんご自身が、ほんとうに控えめで、
いい意味での無力感が絵にも
あらわれています。

無力ではないのです。
こうしてがんばって個展を
しているのですから。

2014年2月3日

奥田あきこさん








DMが届いたときから、たのしみにしていた
展覧会。「GRANDMA'S GARDEN」
このことばには、とっても弱いんです。

奥田あきこさんは、庭の中心にある植物と
おなじくらい、隅のほうに控えめに
咲く花も、好きなんでしょう・・・。

絵をみていると、それが伝わってきます。
ひなげし、たちあおい、ひゅるんと、すっと
伸びてゆく花の可憐さと力強さ。

人間でいえば、とっても人柄のよい
植物たちが、奥田さんの描く庭に、
いっぱい育っています。

2014年1月28日

「詩とファンタジー」25号 やなせたかし追悼号











詩とファンタジーやなせたかし追悼号、
発売中です。

やなせ先生が描かれていた表紙絵、
今号は、宇野亜喜良さんにおねがいしました。
やなせ先生が、優しく微笑んでいます。

抒情詩だけを集めて
きれいな雑誌を出そうと決めたんです
今の世の中対するひとつのレジスタンスですね。

やなせ先生のことばが、表紙の片隅に。

「ありがとう!やなせたかし先生 95歳おめでとう!」の会
2014年2月6日(木)10:30-15:00
新宿NSビル B1F(NSイベントホール)

やなせ先生のお誕生日に、みなさんに
お会いできますように。

2014年1月27日

「星くず朗読会」シリーズ14 どうもありがとうございました







「星くず朗読会」シリーズ14「雪の結晶・詩の結晶」

平田俊子さんのユーモアたっぷりの詩、
カフェに集まったみなさん、とても
楽しいお顔で、聴き入っていました。

平田さんの、大人の恋の詩も聴き惚れました。
詩の合間のお話でも、笑わせてくださる
平田さんでした。

そして、急遽参加してくださったのは、
山田航さん。「辺境」という詩の冊子から、
長歌と短歌を読んでくださり、その
エネルギッシュな声と姿と気持ちに、
みなさんびっくり。

想像を超えた山田航さんが、あらわれました。
今年は朗読に、力をいれていかれるそうです。

ゲストの平田俊子さん、山田航さん、
そして聴きにいらしてくださったみなさん、
お手伝いしてくださったみなさん、
どうもありがとうございました。

終わってからみなさんとお話したり、
とても素敵な時間を過ごすことができました。

2014年1月7日

「星くず朗読会」シリーズ14 雪の結晶・詩の結晶

「星くず朗読会」シリーズ14 雪の結晶・詩の結晶


朗読とお話:平田俊子・平岡淳子

2014年1月19日(日)14:00-15:30
2000円(飲み物・ケーキ付き)・定員15名

ご予約はコチラ→ stardustreadings@gmail.com

キッド・アイラック・アート・ホール地下
ブック・カフェ槐多
(京王線・京王井の頭線「明大前」駅 徒歩2分)
世田谷区 松原2-43-11 03-3322-5564

2014年1月6日

CLIP 句唇 クリップ







隔月でつくっている詩の冊子「CLIP」

"句唇(クリップ)"は短歌です。
宇野亜喜良さんのイラストレーションで、
今年から隔月連載。

月刊てりとりぃ」1月号より。

"句唇"という文字もデザインも、
宇野さんが考えてくださって、素敵。
あららっというまに、出来上がってきました。

文字ぎっしりのフリーペーパー、編集の
濱田高志さんの情熱に支えられて、
音楽のこと、映画のこと、さまざまな
方々が語っています。