2011年4月21日

宇野亜喜良さん










Gallery 5610」で、宇野亜喜良さんと山本タカトさんの
"第9回TIS公募"受賞作品展でのトークショーを
聞いてきました。

宇野さんは、舞台のお仕事でポスターをたくさん
描かれています。戯曲は読んでから、内容によって
決めるのでしょうかとの問いに、「読まなくても、
相手の人柄がいいと、引き受けたりしますねぇ」
お仕事には、なにより相性が大切なんですね。

エロティシズムのお話では…女性を描く場合、
股の広げ方など、ここまではっていう上品さが
あるそうです。生のエロスと、イラストレーションでの
エロスはまた違いますからと。ランジェリーの跡の
肌の赤味などは、生のエロスとのご説明。

いまは公衆トイレがどこもきれいになりましたが、
かつてよくあった、トイレの文学的な文章の落書き、
ああいうものにも、エロスはありますから、卑猥なものが
生む何かがあると。デッサンが狂った人物の落描きからも、
感じるのもがあったり、ふしぎですねぇと。

やくざの情婦の背中に、刺青の下絵を描きに、週末は
千葉に通っていたお話など、まだまだ続きましたが
今日はここまで。

お写真の宇野さんは、路上でモノを売っている
みたいですが、いえいえ、ファンの方にサインを
したところです。

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