2011年4月3日

「CLIP」50号

冊子「CLIP」50号の編集は、この大震災以降の
日々に重なりました。できるだけ落ち着いた
気持ちで、けれど、かなり揺れながら、この
2ヶ月間に書いた詩の中から選んでみました。

今回、文章を寄せてくださった小手鞠るいさん、
アメリカからのメールで「こんなときだからこそ、
詩は乾いた心のひとには必要です。そういう
意味でいつも通り発行し、特別な内容ではない
方が、かえって大きな励ましになります」と
わたしの背を押してくださいました。

50号まで続けることができて、ほんとうに
しあわせです。見えないところで、お手伝い
してくださったいままでのすべての方に、
どうもありがとうございます。

そして、スタートのときから、また途中から
読んでくださったみなさまに、
ほんとうにどうもありがとうございます。

「CLIP」はバチンバチンとホッチキスで留めた
だけです。色糸を使ってミシンで中心を縫ったら、
もっと素敵になるよと試作品までつくって
くださった、デザイナーのおともだちがいます。

50号はデラックスに、そうしようと思っていましたが、
そのおともだちは突然の病気になってしまい、
いま治療中。きっともうすぐ元気になって、
ほらねってまた見せてくれると思います。

それまでコツコツ、詩を書き続けます。
どうぞこれからもよろしくおねがいいたします。

※「CLIP」50号は、これまで以上、小さく震える心を
 丁寧に紡いだ詩が並んでいます。お読みに
 なりたい方は、ぜひ事務局まで、ご連絡ください。

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