冊子「CLIP」50号の編集は、この大震災以降の
日々に重なりました。できるだけ落ち着いた
気持ちで、けれど、かなり揺れながら、この
2ヶ月間に書いた詩の中から選んでみました。
今回、文章を寄せてくださった小手鞠るいさん、
アメリカからのメールで「こんなときだからこそ、
詩は乾いた心のひとには必要です。そういう
意味でいつも通り発行し、特別な内容ではない
方が、かえって大きな励ましになります」と
わたしの背を押してくださいました。
50号まで続けることができて、ほんとうに
しあわせです。見えないところで、お手伝い
してくださったいままでのすべての方に、
どうもありがとうございます。
そして、スタートのときから、また途中から
読んでくださったみなさまに、
ほんとうにどうもありがとうございます。
「CLIP」はバチンバチンとホッチキスで留めた
だけです。色糸を使ってミシンで中心を縫ったら、
もっと素敵になるよと試作品までつくって
くださった、デザイナーのおともだちがいます。
50号はデラックスに、そうしようと思っていましたが、
そのおともだちは突然の病気になってしまい、
いま治療中。きっともうすぐ元気になって、
ほらねってまた見せてくれると思います。
それまでコツコツ、詩を書き続けます。
どうぞこれからもよろしくおねがいいたします。
※「CLIP」50号は、これまで以上、小さく震える心を
丁寧に紡いだ詩が並んでいます。お読みに
なりたい方は、ぜひ事務局まで、ご連絡ください。
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