2011年9月11日

話(「おともだち」)

12歳からのおともだちのみゆきちゃん、
同じクラスになったこともないのに、
きょうまでおつきあいが続いています。

それぞれ転校生であったこと、
ランドセルの色が黒だったことが、共通点。
当時、女の子は赤いランドセル、男の子は
黒いランドセルが一般的でした。
母親の趣味で、わたしたちふたりの
ランドセルは黒、どこで気が合ったのか
わかりませんが、交換日記をしていたねと。

18歳からのおともだちのロコ、出会いは
学生時代ですが、親しくなったのは
結婚してから。仕事を辞めて、夫の転勤で
ニューヨークに赴任し、時間がたっぶり
あって、お互いの家を行き来しては、
何を話していたのかしら。

そのおふたりが「ビリケンギャラリー」に
来てくれました。

「しゃくにさわるほどの笑顔だわ」と
わたしを見てみゆきちゃん。「とんでもない、
こんな苦労の連続なのに」とわたし。
親しいやりとりができるのも、
うれしいことです。

「ここ数年かわったよね」とロコ。
「あまりに少女時代が長くて、やっと
おとなになった」とわたし。おともだちの
ことばに、ハッとすることしばしば。

週末の大切な時間に、どうもありがとう
ございました。

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