2011年3月23日

話(「新川和江さん」)

少し落ち着いて、おともだちとも連絡を
取り合ったり、お話もできるようになりました。

新川和江先生、復興の詩を書かなくては
ならないけど、きょうは一休みするわと仰って、
お話をしてくださいました。

新川先生、新宿で病院帰りに地震に遭遇し、
タクシーが拾えず立ち往生していたそうです。

何時間も立ったままタクシーを待つこともできず、
目の前の自家用車の窓をコンコンと叩いて、
とにかく途中の駅まで、乗せて行ってほしいと
お願いしたところ、なんと方角がいっしょどころか、
ご近所に偶然お住まいの方。何台も試みるつもりで
いたところ、一台目にそんな幸運な出会いがあって、
ほんとうに助かりましたと。

ロダンの孫弟子がつくったブロンズ像と、絵皿が
落ちてきて割れたけれど、それだけで済みました、
東京では、まだ生活するのにも困らないし、
お墓参りにもいかないとねぇと。

身の回りを見渡せば、幸運もたくさんあった
ことに気付きます。ありがとう、を伝えたい
ひとがいっぱいいます。

また今度にしないで、お墓参りもいかなくちゃ。

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