手元に残っている本は、僅かです。
読み終えると、すぐに本は処分することが、
身についてしまって。
編集に係わっている「詩とファンタジー」。
この雑誌だけは我が子のように、本屋さんで
心細く置かれているところをみつけると、
連れて帰らなくては、捨てられてしまう
気持ちになって、実は何冊も、何十冊も
買っては、我が家に眠らせておいたのです。
14号まである「詩とファンタジー」は、
かなりの数になり、ふたつの袋に分けても
持って歩くことができません。娘の彼に
お願いして、バイクで運んでもらいました。
大切なガソリンありがとう。
器も受け付けますとのことでアンティークの
お花のデミタスカップ、フルセットも
いっしょに運んでもらいました。
ニューヨークのおもいでの品です。
ひととの別れにくらべたら、モノとの別れは
どうってことないです。
ひげ☆ぼうずさんと待ち合わせて、荻窪の
「6次元」に向かいました。彼は、長谷川集平の
本ばかりをごっそり、大きなリュックに
詰めてきました。これはお宝本だ、と思わず
もういちどしまい込みたくなるような本も。
値段をつけて、ひとりひとりダンボールに
入れて。持ち込むひとも、買っていくひとも、
「6次元」に溢れかえり、その熱気といったら。
ラジオからのニュースも、きょうはお休みして
黙々と作業をしながら、初めて会った仲間と、
おしゃべりしたり、珈琲をいただいたり、
暗くなってから大きめの揺れもきましたが…
少し気持ちが強くなったみたい。
"わすれなぐさ"のピンバッチと、ネックレスを
いただいて、義援金を箱に入れてきました。
ひげ☆ぼうずさんは、何をみつけていたのかしら。
写真は、積み上げた本の前で値札をつける
ひげ☆ぼうずさん、おともだちの「6次元」
オーナー中村邦夫さんとイラストレーター
小川かなこさん。
中村さん、おからだ大切に、古本募金の活動
つづけてくださいね。
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