2011年3月28日

話(「明大前 ハイクリーナー」)

娘のPコートと制服を持って、クリーニング屋さんに。
裏地がびりびりになってしまい、わたしの手に
負えそうにありません。

クリーニング屋さんのおじさんに相談すると、
この近所の元ボタン屋さんで、綻び直し
やってくれるところがあるよと、紹介して
もらいました。

「あぁ、でもこれは破れたんじゃなくて
ほつれただけだから、あなたにもできるよ…
でもあなたは仕事しているしねぇ…」

いいえいいえ、そんな忙しい身ではありません、
ただあまりにも不器用なだけ。「これなら、
わたしが軽く留めといてあげるよ、ちょうどいま、
忙しくないからねぇ」

それはそれは、ありがとうございます、あと一年
この制服を着てもらいます。

地元のクリーニング屋さんとも、おつきあいは
長くなりました。娘があまりに、派手に制服を
汚すものですから、スカートをはいた男の子かと
思ったよと、おじさんにはよく云われたものです。

おじさんのご好意で、朗読会のお知らせも、
置いてくださってます。「みんなにDM持ち帰って
もらったけど、果たして行ってくれたかなぁ」と
ご心配いただきまして、ありがとうございます。

このところ、遠出を控えているせいか、地元
ご近所さんのありがたみを強く感じています。

先日も、おともだちに明大前の焼き鳥やさんに
連れて行ってもらいました。
あっ…この日は吉祥寺まで出かけましたけどね。

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