2011年3月18日

話(「和合亮一さん」)

福島市にお住まいの和合亮一さん。

きのう、偶然、ツイッターでの和合さんのことば
触れました。お元気かなぁ…だいじょうぶかなぁ…
と、東京でお会いしたときのことを、思い出して
いました。

立川のカルチャーセンターで、新川和江さんと、
和合亮一さんとの詩のお話を聞いたのは数年前です。
喫茶店に移動して、そこでも詩のお話を続けて
しました。

その年の手帳を取り出して、確か和合さんに
アドレスなど記してもらった…と探すとありました。
そしてお電話してみると…あまりにすぐに繋がって
びっくり、よかったです。

ご家族を避難させて、ご自宅におひとり残って
がんばっています。外には出てはいけない地域で、
こもりきりのご様子。

いろいろなことを、落ち着いて話してくださったの
ですが、わたしのほうがボーっと聞いていた状態で、
すみません。

今までは、地震の無い地域で、そこが安全とされて
原子力発電所も建設されたということなど。でも、
どんなことでも「絶対」ということはないんだと。
「絶対」可能もなければ、「絶対」不可能も
ないのですね。

大地震の体験は、ことばに残してまとめると、
とても力強い声でおっしゃっていました。
声の力って、素敵ですね、ことばに力や表情を
添えることができて。

またお会いしましょうねと、明るい気持ちで
電話を置くことができました。

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