2012年6月4日

イラストレーションコンクール選考会


コンクール審査のまえに、山口はるみさんが、
現在連載中の新聞小説、林真理子さんの
「正妻」慶喜と美賀子』の挿絵、現在までの
絵をすべてみせてくださいました。

カラーです、わぁっとおもうほどあざやかな色。
新聞は、真っ白い紙でないから、あざやかすぎる
くらいでも、印刷されると落ち着いた色に
なるそうです。

毎日、毎日、時にはまとめて何日分か、と
いうこともあるそうですが、たいへんな
お仕事です、体調管理もたいへんです。

詩とファンタジー」のイラストレーション
審査は、宇野亜喜良さん、山口はるみさん、
おふたりの先生におねがいしています。

「このひとは、はるみさんに憧れて応募して
きたんじゃないかな」と一枚の絵をみながら、
宇野さんがおっしゃったり。「宇野さん、
この絵のいいところを、教えてください」と
山口さんがおっしゃったりしながら、審査は
すすみます。「ここで、トリミングしたら
もっといいのに」などなど。

「今回も、なかなかいい作品が残りましたね」
と最後には、誌面に掲載できる9作品が
決まります。

こちらのコンクール、年間賞・大賞受賞者には
賞金30万円が、やなせたかし先生より、
贈られます。そして「詩とファンタジー」の
誌面で絵を描いていただくよう、ささやかですが、
デビューの場を提供いたします。

ぜひ、次号もご応募くだいね。

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