2012年6月7日

網中いづるさん









銀座の「ギャラリー悠玄」での
アラベスクⅣ「少女めぐり」の画家たち』展。

地下、1階、2階に網中いづるさん、宇野亜喜良さん、
味戸ケイコさんのそれぞれの少女が待っています。

網中さんの少女は、おとなっぽさが魅力的。
少女の立ち姿、座り方、そして動きがとても
美しいのです。色彩も淡く明るい、軽やかな
1枚もあれば、こってりした色を背景に、少女が
その色に負けずに、存在をアピールしている1枚も。

「非売」と記されたものもあり、「これは、
家族がとても気に入ってて」と網中さん。

最近の網中さんは、東京のご自宅と、
大分・別府のご実家を行き来しているそうです。
別府で過ごされる日数の方が多く、ご両親様と、
温泉の毎日でゆったりと。

網中さんの絵をみていると、絵の具を溶かして、
たっぷり筆に含ませて、おおらかに
絵を描きたくなります。「教えてあげる…
このへんのお花なら、だいじょうぶ」と、
すっかりその気になったわたしは、教えて
いただこうなんて思うのでした。

0 件のコメント:

コメントを投稿