2012年7月27日

話(「子離れ」)


わたしは、平気よっておもってたのですが、
案外そうでもなかったみたい。
子離れしてくれー、と娘に懇願されています。

このあいだ、いてもたっても、ひとりでは
いられなくなって「きょう、空いてる?」と
おともだちに連絡。「8時まで仕事だけど、
そのあとなら…」と。

住んでいる方角がまったくちがいます。
そんな遅い時間に待ち合わせられる
相手では、ありません。「いいよ、
きょうは実家に泊まるから」と。
「やったー、うれしい!」

新宿にも、渋谷にも、都心に出かけてゆく
元気がありません。「吉祥寺で
いいかなぁ…」とおそるおそる…。
「9時に吉祥寺に行くよ」
「どうもありがとう」頭を下げながら、
井の頭線で向かいました。

9時からの遅いディナーは、イタリアン。
お店までみつけていてくれて、感謝感謝。
「思ったより元気そうでよかったよ」と。

こんど恩返ししますね、ぜったいに。
突然の呼び出しにも、駆けつけます。
タフで何も起こりそうもない、
10代の頃からの友人ですが。

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