2012年7月20日

話(「新川和江さん」)


産経新聞「朝の詩」の選者を30年間
続けていらっしゃる新川和江先生。
ときどき、ふるさとの母を
おもいだすような気持ちで、
お電話でお話します。

詩とメルヘン」が休刊になったとき、
詩の投稿先がなくなってしまいました。
そのとき「朝の詩」に出会ったのです。
わたしも、娘も、はがきに詩を書いては、
朝のポストに投函。

掲載されると2000円のテレホンカード、
それがいつしか図書券にかわって
いきました。

サンリオから詩集の出版が決まったとき、
新川先生が編集をしてくださいました。
「詩集にまとめる詩を持っていらっしゃい」と
云われて、わたしと娘は、ふたりとも
いっぱい詩を書くので、スーツケースに
詰めて、待ち合わせ場所に運びました。
芦花公園のレストランでした。

いま思えば、常識として在り得ないことです。
新川先生、帰りはタクシーのトランクに
スーツケースをのせて、ご自宅に
運ばれたのです。

「夢中になって読んだけれど「朝の詩」の
一年間分の仕事量に匹敵して、
くたびれちゃったわ」と
きょうはじめて、新川先生から告白。

お電話のむこうとこちらで、大きな声で
笑ってしまいました。おもいで…と
いうことにしましょう。新川先生には、
感謝することばかりです。

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