2012年2月7日

「クリップ」55号

詩集「クリップ」10年目になりました。
詩を書く毎日を過ごせることが、とても
しあわせです。

40代のわたしの変化は、ゆっくりゆっくりと。
詩の中にたびたび登場する娘は、7歳から
17歳になったのですから、こちらはぐんぐん、
わたしが追いついていけないくらいの変化。

娘のことを書くのは、どこか親ばかじみていて、
いつも恥ずかしい。でも「ひとりの女の子の
鮮やかな成長に胸をうたれてしまう。
その姿を見つめる母親の開かれた目に」なんて、
お手紙をいただくと、もう少し書き続けよう
と思ってしまう。

恋をして詩を書いて、失恋して詩を書いて、
いつもことばは、わたしの力強い味方です。
"出逢い"は大事件となって、ことばを
目覚めさせてくれます。

10年目の「クリップ」に、いま絵を描いて、
動画っていうのかしら、動く「クリップ」に
仕上げようと、がんばってくれている
お友だちがいます。彼女の編集を、とても
たのしみにしています。春の終わりか、
夏のはじめには、ご紹介できそうです。

「クリップ」を応援してくださるみなさま、
ほんとうにどうもありがとうございます。

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