2012年10月11日

内田新哉さん









内田新哉さんの水彩画展、青山の
ギャラリーコンセプト21」にて。

大きなガラスのむこうに、内田さんが
いらして、内田さんの絵がよーく
みえます。10年も20年も、内田さんは
かわらないなぁ。

詩とファンタジー」17号で大震災の
詩に寄せて描いたいただいた、大きな
1枚も展示されています。ことばを
暖かく包むような色彩の絵にしようと
思ったけれど、なんども考えて、
"奇跡の一本杉"を描いたんですと。

今回の展示でも、この絵の前で立ち止まる
人が多く、気に入って買ってくださる方が、
いらっしゃいましたと。

消えてゆく直前のものを、いまとても
描きたいと内田さん。それはたとえば、
パソコンのスイッチを落として、
最後に残る像のように、儚いものを
描けたらと、お話ししてくださいました。
色をつかわずに、色が想像できるような
絵も飾られていました。

名古屋にお住いの内田さん、東京での
個展のたびにお会いしてます。来年は、
もう少し秋の深くなったころに
開催予定だそうです。

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