2011年1月26日

話(「ホームドクターのU先生」)

このところ、喘息も暴れないでいてくれるし、
わたしは風邪もひかず元気にしています。

花粉症のお薬をいただいたり、予防接種の
時しか、お目にかかることもなくなって
きたのですが、ご近所のU先生には、
10年以上お世話になっています。

ここ数年、娘の反抗期にわたしがじたばた
してしまい「こんなとき、親は安定剤を飲んで
対処していいのでしょうか」と診察の最後の
時間に、こっそり訊きに行ったり。

どこか痛みはじめると「癌ではありませんか」と
怯えた声でわたしが質問するので、いつも
アハハと笑っています。年齢不詳の先生は、
10年間まったく変わりません。

「これは美しい本です!」と太鼓判を押して
くださり「詩とファンタジー」を待合室に
置いてくださっています。順番を待つ患者さんが、
1篇の詩や1枚の絵に出合って、こころが和らぎ
ますように。

先生のストレートな感想も、こんどお訊きして
みましょう。実は、とーってもロマンティック
だったりして…。

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