2011年2月2日

平田俊子さん

平田俊子さんとPippoさんの詩の朗読とトーク
日暮里の古書「信天翁」さんに行ってきました。
"夕やけだんだん"を下りる直前のビルの2階です。

おふたりがだいすきという高村光太郎さん。
ベスト3を選んで読んでくださったのですが、
それぞれすきな作品が重ならないところにも
興味がありました。

平田さんは「光太郎のこんなところがいやだ」と
いうことをはっきり述べられつつ、でも光太郎の
詩には惹かれると。

智恵子の死の直前にレモンを病院に届けたのは、
どこかおかしくないか?智恵子は故郷のおいしい
お米のおにぎりを、食べたかったのではないか?
と楽しいお話が続きました。

平田さんご自身の「れもん」という詩もとても
よかったです。

わたしが初めて、光太郎の詩に出会ったのは、
いつか憶えていませんが、中学生の時、教科書に
載っていた「レモン哀歌」を、指名された男の子が、
恥じらいを含んだ声で朗読してくれたときの様子は、
今も思い出します。

岡崎武志さんにも会場で、久しぶりにお会いしました。
髪型が変わられて、あれっ?て最初はわかりません
でしたが、声は変わりません。明大前駅のホームで
お会いしたのは、もう2年前、年月の流れは早くなる
ばかりです。

きょうお会いしたたくさんのみなさま、どうも
ありがとうございました。Pippoさんの楽しい
詩の企画、今年も盛りだくさんです。
ぜひ、みなさんも足をお運びくださいね。

0 件のコメント:

コメントを投稿