2011年2月15日

小林亜星さん

キッド・アイラック・アート・ホール」にて、
窪島誠一郎さんと小林亜星さんの対談でした。
暗黒対談 シリーズ11「僕らはずっと不良だった」

亜星さんは、ご本名なんですね。戦争時代、
亜米利加の"亜"、星条旗の"星"の亜星という
名前のせいで、いじめられましたと。

亜星さん、とても痩せていたそうですし、やり返す
タイプではなかったようです。

慶応の医学部に進みながら、これは向いていないと
経済学部に転部。音楽をやりはじめたら、親からは
「亜星は不良になってしまった」と嘆かれましたと。

その時代の新しいことに挑戦すると、みな不良扱い
されたのですね。それは、いまも変わらない
ところもあります。

コマーシャルソングなど、聴けばすぐに思い出す歌を、
たくさん作られいます。でも、やっぱりわたしに
とっては、こどもの時にテレビで見ていた
寺内貫太郎一家」の亜星さんがいちばん印象的です。

窪島さんに、もういちど「寺内貫太郎一家」
やりませんかと訊かれ、十年前は舞台でできたけれど、
いまはちゃぶ台引っくり返したら、起き上げられません
から…と。

亜星さんは、お身体だけでなく、お声もとても大きくて、
そんなお年にはとても見えませんでした。

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