2011年2月26日

四方田犬彦さん










四方田犬彦さんが翻訳された「パゾリーニ詩集」
パゾリーニは、映画監督であり、小説家であり、
詩人。イタリア人、パゾリーニの詩を、今夜から
ゆっくり読んでいこうと思います。

四方田さんがイタリアに留学されたときの
お話を伺ったことがあります。語学を学ぶのに、
確か現地のお料理教室に入られたと。

そこで奥様方に混じって、語学のみらず、
お料理の腕前を上げられたそうです。
日本に戻られてから、三浦三崎のお家に
オリーブの木を植えられたのも、
イタリア料理には欠かせないからなんですね。

この詩集は落ち着いた赤い表紙にパゾリーニの
自画像かしら?中の文字の大きさがとても
いいのです。詩人の四方田さんの翻訳を、
おたのしみください。

この詩集の全篇を"ぼく"で統一されることに
したのは、パゾリーニ本人の朗読のテープ聴き、
その柔らかい声の調子を知ったことによるそうです。

そのパゾリーニによる詩の朗読テープ公開と、
四方田さんのお話の会が、3月にあります。
パゾリーニに捧ぐ展覧会が行われる、銀座の
ヴァニラ画廊」で。

宇野亜喜良さんも作品展示で、ご参加です。

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