2013年3月12日

話(「あみ19歳」)


娘の19歳のお誕生日、その日は
朝からずっと忙しいというのです。
お夕食もいっしょにできないと。
それでもなんとか気をつかったようで、
その日のうちに帰ってきました。

真夜中の乾杯です。キャンドルは、
いっぱい立てたらケーキが
崩れてしまいそうなので、
"1"と"9"のふたつをに並べました。

ティーンになったばかりの頃までは、
年の冊数の絵本が毎年のプレゼント
でした。わたしの選ぶ本では、
満足できなくなってからは、
年の枚数の1000円札がプレゼント。
ことしは+アクセサリーをひとつ。

カードには、毎年わたしおなじことを
書いているようです。「その日は、
雪が降っていました・・・」と。
わたしは本当に、出産などしたの
だろうか、とおもうほどの年月が
経ってしまいました。


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